企業経営の効率化をしよう。おすすめの福利厚生サービス・代行ツール5選
近年では、多くの企業が従業員のエンゲージメント(仕事に対するポジティブさ)を重要視されています。
給料面や業務内容でエンゲージメントや生産性は改善される場合もありますが、さらに、従業員の満足度を高めたい場合は福利厚生を意識するのが好ましいです。
「従業員のエンゲージメントを高めたい」「生産性を上げたい」といった場合に役立つのが、福利厚生サービスや福利厚生代行サービスです。
福利厚生サービスや福利厚生代行サービスを導入するメリットや注意点・選び方について詳しく解説をしていきます。
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Contents
福利厚生サービス・代行ツールとは
「福利厚生」は、多くの人が耳にしたことがある言葉ですが、実は従業員の人でも内容がわかっていないという人も少なくありません。
福利厚生とは、給与面以外で支給される報酬・サービスのことを指し、主に雇用保険や社会保険などが挙げられます。
他にも、会社側が従業員に対して行う「法定外福利厚生」が重要で、ライフサポートや住宅手当・家族手当なども存在します。
福利厚生サービスとは、法定外福利厚生を充実させる代行サービスで、従業員の定着率の上昇を図ることが可能です。
福利厚生サービス・代行ツールを導入するメリット
福利厚生サービス・代行ツールを導入すると、下記のような3つのメリットがあります。
- エンゲージメントの上昇
- 離職率の低下
- 人材の確保ができやすい
それぞれのメリットについて解説をしていきますので、導入を検討している人は参考にしてください。
エンゲージメントの上昇
福利厚生代行サービスを利用すると、従業員が休日をより充実したものにできやすいため、仕事に対する満足度が自然と高まりやすいです。
従業員の満足度が高まると社内のことを考えるようになり、業務に集中してくれることによって生産性も必然と上昇します。
従業員のエンゲージメントは、働き方改革の影響もあって注目されているポイントなので、福利厚生サービスを利用して職場環境を充実させましょう。
離職率の低下
福利厚生サービスは、エンゲージメントが上昇するとともに、離職率の低下にも繋がります。
もちろん、福利厚生サービスを利用したからといって必ず離職率が低下するというわけではありませんが、職場で辛いことがあってもまだ頑張ろうという気持ちを奮い立ててもらいやすいです。
逆に、仕事内容が厳しいのにもかかわらず、福利厚生も整っていない状況になると働いている意味が分からない状態になってしまい、自然と離職率が高まりやすい傾向にあります。
離職率で悩んでいる企業は、率先して利用するのがおすすめです。
人材の確保ができやすい
福利厚生は、近年重要視されているものの、まだまだ整っているという企業は少ないのが現状になります。
そのため、福利厚生サービスを利用すると、求人情報にも福利厚生が充実していることをアピールできて、他の企業との差別化が図れるでしょう。
福利厚生が充実していると応募者数が増えるため、より優れた人材の確保ができやすいです。
福利厚生サービス・代行ツールを導入する際の注意点
福利厚生サービス・代行ツールの導入で、注意していただきたいのが「従業員に合ったサービスを選ぶ必要がある」という点です。
というのも、福利厚生サービスでは、家族との時間を大切にできるようなサービスやジムに行くだけでポイントが貯まるサービスなどがあるものの、そういったサービスでは独身の場合や趣味が異なる場合は意味がありません。
なるべく、従業員の好みや家族構成など、様々な観点を考えて導入するようにしてください。
福利厚生サービス・代行ツールの選定ポイント・選び方
- サービスの利用のしやすさ
- 社員にあったサービスか
- 料金プラン
上記の3つが、福利厚生サービス・代行ツールを導入する選定ポイントとして挙げられます。
それぞれの選定ポイントについて解説をしていきますので、導入を検討している人は参考にしてください。
福利厚生サービスの内容
注意点でも触れましたが、福利厚生サービスの最も重要な選定ポイントが「サービスの内容」です。
サービスの内容が、従業員のスタイルや好みに合わなければ意味がありません。
アンケート調査などを利用して、できるだけ従業員の好みに合うサービスを見つけるのが好ましいです。
サービスの利用のしやすさ
サービスの内容とともに意識していただきたいのが「利用のしやすさ」です。
魅力的なサービスであっても会員登録に時間がかかる場合や、利用に制限があるというようなサービスであれば、手間がかかると思ってしまう傾向にあります。
従業員に利用してもらって初めてサービスを導入する意味が出てくるため、利用のしやすさにも注目しましょう。
継続して行うための料金プラン
福利厚生サービスは、従業員にとって魅力的なサービスですが、継続して行わないと意味がないです。
また、以前まで福利厚生サービスが付いていたのにもかかわらず、突然福利厚生サービスを止めてしまうと不満が高まってしまうことも多いです。
継続して福利厚生サービスを利用するためには、利用しやすい料金プランのサービスを選びましょう。
おすすめの福利厚生サービス・代行ツール5選
次は多くの企業が利用しているおすすめ福利厚生サービス・代行を5選ご紹介します。
注意点や選定ポイントと合わせて参考にしてください。
初期導入費 | 月額費用 | 加入制限 | 利用状況の確認 | |
---|---|---|---|---|
ベネフィット・ステーション | 要相談 | 1,200円~ | 1名~ | 可能 |
オフィスdeリラックス | 50,000円 | 19,000円×4回~ | 要相談 | – |
バリューHR カフェテリアサービス | 0円 | 6,600円/年額 | 1名~ | 可能 |
スマート福利厚生 | 要問合せ | 要問合せ | 要問合せ | 可能 |
楽天早トク給与 | 要問合せ | 要問合せ | 要問合せ | 可能 |
ベネフィット・ステーション
ベネフィット・ステーションは、福利厚生サービスの管理サービスになります。
お家時間に活用できるサービスも充実している他、利用促進のためのポイント付与なども取り揃えているため、ワークライフバランスの実現が可能です。
福利厚生サービスを一括で任せるアウトソーシングサービスになるため、管理者は本来の業務に集中できます。
オフィスdeリラックス
オフィスdeリラックスは、福利厚生サービスの中でも珍しい「出張リラクゼーションサービス」です。
従業員のストレスケアが可能なサービスで、心身共に癒してもらえます。
体の疲れや気持ちの疲れを癒すことによってエンゲージメントも高まりやすくなり、生産性にも期待できるでしょう。
バリューHR カフェテリアサービス
バリューHR カフェテリアサービスは、会社・団体だけでなく、個人でも利用できる福利厚生サービスです。
旅行・エンタメチケットなどのリフレッシュメニューや、健康診断・レジャーチケット・スポーツクラブ利用券などの150種類以上のサービスが利用できます。
利用状況もスムーズに確認できるため、多くの企業に人気です。
スマート福利厚生
スマート福利厚生は、映画鑑賞や飲食店・ユーキャンなど、100万件以上のサービスが利用可能な福利厚生サービスです。
従業員だけでなく家族みんなで使えるサービスが豊富で、ジャンルは18種類から選べるため、多くの人の趣味に当てはまりやすいでしょう。
楽天早トク給与
楽天早トク給与は、サービス名からも分かるように、給与が早めにもらえる福利厚生サービスです。
急な物入りによってお金が必要な際に、既に働いている分の給与がもらえるため、誰かに借りる必要もありません。
緊急事態にも備えることができ、従業員も安心して働きやすいでしょう。
連携した勤怠実績を基に申請可能額を算出するため、過払いの心配もありません。
まとめ
福利厚生サービス・代行サービスは、従業員の満足度や定着率も高められる魅力的なサービスです。
従業員の好みや家族構成などに気を付ける必要がありますが、しっかりとした人材確保も期待できるため、他企業とは違う取り組みを行いたい人は導入を検討してみてください。
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(編集:創業手帳編集部)