企業経営の効率化をしよう。おすすめの入退室管理システム5選
経営をしていく上では様々なセキュリティを意識する必要がありますが、店舗や工場・倉庫を持っている場合は、関係ない人物からの侵入を防ぐセキュリティ面も考える必要があります。
さらに、外部だけでなく、内部の人物が必要ない時間帯に入ることを防ぐ場合もあるでしょう。
このような、店舗や工場・倉庫の入退室を管理するのに役立つのが「入退室管理システム」です。
入退室管理システムを導入するとどのようなメリットがあるのか、注意点や選び方を含めておすすめの入退室管理システムを解説していきます。
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Contents
入退室管理システムとは
入退室管理システムとは、入室や退室の管理ができるシステムになります。
近年では、高いセキュリティを誇る電子錠もあれば、入退室をもとに勤怠管理を行うシステムなどもあり様々な種類が存在します。
入退室管理システムは、店舗や工場・倉庫といった外部からのセキュリティに強い点が魅力です。
入退室管理システムを導入するメリット
- 不法侵入が防げる
- 入室・退室している人物が把握できる
- 機密情報管理対策が可能
入退室管理システムは、上記の3つが導入するメリットとして挙げられます。
それぞれのメリットについて解説をしていきますので、導入を検討している人は参考にしてください。
不法侵入が防げる
入退室管理システムの最大の特徴が「不法侵入を防ぐことができる」という点です。
というのも、普通の物理的な鍵の場合だと、空き巣の常習者などに簡単には入れてしまうということも少なくありません。
しかし、電子鍵になるとピッキングなどで開けられる心配がないため、不法侵入を防ぐことができます。
入室・退室している人物が把握できる
入退室管理システムは不法侵入を防ぐことができるだけでなく、入室や退室の管理ができます。
入室している人物の状況も把握できるようになるため、最悪、店舗や倉庫・工場で商品の紛失が起きた場合でも状況を聞くことが可能です。
入退室管理システムは勤怠管理にも役立つため、多くの企業におすすめします。
機密情報管理対策が可能
他にも、入退室管理システムを利用することで、高いセキュリティを施し機密情報管理対策が可能です。
社内の大切な情報をしっかりと守ることができ、情報漏洩をしてしまうことを防げます。
さらに、入退室管理システムでは勤怠ログ記録機能が搭載されたサービスもあるので、内部からの情報漏洩が起きた場合でも誰が原因か探ることもできます。
多くのシーンで活躍してくれる入退室管理システムは、機密情報の管理をしたい場合や不法侵入を防ぎたい企業におすすめです。
入退室管理システムを導入する際の注意点
入退室管理システムは、ICカードを利用して入室退勤の管理を行いますが、デメリットとしてICカードを紛失した際に、そのICカードを利用して侵入される可能性があります。
ICカードの紛失届を行って管理業者にすぐに止めてもらえば問題がありませんが、誰かに盗まれたり、落としたのにもかかわらず気付かなかったりした場合は対応ができません。
セキュリティを高めたい場合は、入退室管理システムと合わせて防犯カメラなどを設置しておくのが好ましいです。
入退室管理システムの選定ポイント・選び方
- 電子サービスか・物理的な鍵での管理か
- 導入目的
- 外部サービスとの連携
入退室管理システムの選定ポイントとして、上記の3つが挙げられます。
それぞれの選定ポイントについて解説をしていきますので、導入を検討している人は参考にしてください。
クラウドか・物理的な鍵での管理か
入退室管理システムには電子サービスだけでなく、専用の鍵を使用して管理する方法があります。
そのため、電子サービスか物理的なカギを利用して管理するかを考える必要がでてきます。
高いセキュリティを望む場合は、クラウド上で管理ができるICカードなどの電子化や生体認証、スムーズに入退室できるのを望む場合は専用鍵を選ぶのがおすすめです。
導入目的
さらに、入退室管理システムの選定ポイントとして意識していただきたいのが「導入目的」です。
電子錠にすることで高いセキュリティが期待できますし、ハンズフリー形式にするとセキュリティ面はやや落ちるものの、荷物を運びながらスムーズに入退室ができます。
他にも、勤怠管理システムがセットになっている専用錠があるため、導入目的に合わせて選ぶようにするのがおすすめです。
外部サービスとの連携
入退室管理システムでは、外部サービスとの連携が可能なシステムもあります。
勤怠管理システムはもちろんのこと、外に設置している監視カメラや統合セキュリティログなどと連携できるシステムもあるので、高いセキュリティを維持したい人は外部サービスとの連携にも注目しましょう。
おすすめの入退室管理システム5選
次は、多くの企業が利用しているおすすめ入退室管理システムを5選ご紹介します。
注意点や選定ポイントと合わせて参考にしてください。
初期導入費 | 月額費用 | 利用者満足度 | 工事の必要 | |
---|---|---|---|---|
Akerun | 0円 | 要問合せ | 4.25/5 | 無し |
bitlock Starter Kit | 0円 | 5,000円~ | 4.5/5 | 無し |
RemoteLOCK | 要問合せ | 5,000円 | – | 有り |
ALLIGATE | 0円 | 3,000円 | – | 有り |
RemoteLOCK OfficeUP | 600,000円~ | 5,000円~ | – | 有り |
Akerun
Akerunは、入退室履歴や鍵の管理をクラウド化できる、新しいサービスです。
現在あるドアに後付けすることが可能で、工事も必要ないため初期費用などのコストもかかりません。
Akerun入退室管理システムを利用すると、普段使っているスマートフォンや社員証・交通系ICカードを使って開閉が可能です。
bitlock Starter Kit
bitlock Starter Kitも、後付けできるタイプの電子錠になります。
スマートフォンやICカードを使ってアクセスコントロールを操作することができ、ログ管理も可能です。
工事の必要もなく導入できるため、初期費用もそこまでかかりません。
NFC規格の社員証カードや交通系ICカードにも対応しており、特別なカードを再度用意するという必要がないのも魅力でしょう。
セキュリティをより強化したい人は、有料オプションで顔認証システムも導入できます。
RemoteLOCK
RemoteLOCK(リモートロック)は、全てのカギをクラウドで管理できる入退室管理システムです。
アプリ不要のテンキー式になるため、スマホや専用のICカードなどがなくても入室ができます。
もちろん、専用の暗証番号は覚えないといけませんが、暗証番号を伝えるだけで引継ぎできるため、鍵を無くすリスクもありません。
さらに、RemoteLOCKはアクセス可能な日時をあらかじめ設定できるため、不要な時間に入られるという心配もないです。
ALLIGATE
ALLIGATEは、低コストで導入できるクラウド対応の入退室管理システムです。
トラブルが起きた場合でも、24時間365日の電話サポートを行ってくれるとともに、製品保証が付いています。
電池式から電気錠タイプまで充実しており、様々な企業の形に合わせた錠を選ぶことができます。
多くの企業が導入をしている、勤怠管理システムや人事労務管理システムと連携できる点からも人気です。
RemoteLOCK OfficeUP
RemoteLOCK OfficeUPは、遠隔で管理ができる、珍しいクラウド型入退室管理システムです。
人だけでなく施設の管理も可能なので、一括クラウド管理サービスとして人気があります。
施設を遠隔リアルタイムで監視できることもあり、不法侵入をしっかりと防ぐことが可能です。
顔認証も含めた多様な認証方法が導入できるため、高いセキュリティも期待できます。
まとめ
入退室管理システムは、鍵を無くしてしまうリスクを大幅に減らすことができるとともに、高いセキュリティを施すことが可能になるため、多くの企業におすすめです。
店舗や倉庫・工場のセキュリティを高めたいと考えている人は、入退室管理システムの導入も検討してみてください。
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(編集:創業手帳編集部)