企業経営を効率化しよう!おすすめのDSP広告ツール5選

「自社には宣伝したい商品があるが、どのように広告を活用すれば良いかわからない」という方は少なくないでしょう。

DSP広告ツールというサービスを利用することで広告運用を自動化できるため、広告主ならではの課題を解決できます。

今回は、DSP広告ツールを導入するメリットや選定ポイントについて解説し、おすすめのDSP広告ツール5選をご紹介します。

起業家に有益な情報を徹底してお届けする「創業手帳」から、日本初のリモートワーク導入・改善のためのガイドブック 「リモートワーク手帳(無料)」 が創刊されました!リモートワーク環境での課題を解決に導いてくれる有益な情報を無料でご確認いただけます。あわせてご活用ください。

リモートワーク手帳

 

DSP広告ツールとは

DSP(Demand Side Platform)ツールは、Web広告を配信したいと考えている広告主や広告代理店のために、広告効果の最適化をサポートするツールです。

2007年頃からスマートフォンが普及し、ネット検索やネットショッピング利用者数が増加したことで、現在のデジタルマーケティングには欠かせないオーディエンスデータ(Webサイト上の行動データ)が登場しました。

また、Webサイトやブログ、SNSなどのアドネットワークや広告取引市場(アドエクスチェンジ)が登場したことで、ここ10年で取引枠や取引回数が急増しました。

それによって、ユーザーの嗜好性に合わせたWeb広告配信が必要になったため、ターゲティングを自動化したり最適化したりするためにDSPツールが不可欠となっています。

 

DSP広告ツールを導入するメリット

DSP広告ツールを導入する主なメリットは、以下の3つです。

・コアなターゲットにアプローチできる

・類似ユーザーにもリーチできる

・広告効果を最適化できる

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

コアなターゲットにアプローチできる

DSP広告ツールを導入すると、これまでのように幅広い層に配信するアドネットワークとは真逆で、コアなターゲットにアプローチできるため、効率的に成果を得られるようになります。

類似ユーザーにもリーチできる

DSP広告ツールの中には類似ユーザー機能が搭載されているものがあり、この機能を利用すると広告が表示されたユーザーに類似した属性や興味関心を持つユーザーをターゲットとして設定できるので、ターゲットを軸にしてリーチが広がります。

広告効果を最適化できる

DSP広告ツールは、Cookieで収集されたユーザーの行動履歴などのデータをもとにして、自動的に広告を最適化して費用対効果を上げる仕組みになっているので、DSP広告ツールを導入するだけで広告効果の最適化が可能です。

 

DSP広告ツールを導入する際の注意点

DSP広告ツールを導入すると様々なメリットを得られますが、以下のことに注意する必要があります。

・初期導入費や運用コストが高いツールがある

・サービスごとの独自性を理解する必要がある

・広告の配信先が不透明

具体的に何に注意すべきか、見ていきましょう。

初期導入費や運用コストが高いツールがある

SNS広告ツールやリスティング広告ツールは初期費用がかからないものもありますが、ほとんどのDSP広告ツールは初期費用や運用コストがかかる上に、価格設定が比較的高めです。

サービスごとの独自性を理解する必要がある

数多くのDSP広告ツールが提供されているため、自社に適した製品を選ぶためにはサービスごとの特徴や独自性をしっかり理解する必要があります。

ツールによって、提携している配信先やユーザー情報の根拠となるデータ、広告配信のアルゴリズムなどが異なります。

また、無料トライアルを提供しているツールが少ないので、気軽に操作性を確かめることができません。

広告の配信先が不透明

DSP広告ツールには、配信先がオープンになっているものと非公開のものがあります。

非公開のものは、いつどの媒体で広告が掲載されたのかがわからないまま利用することになります。

 

DSP広告ツールの選定ポイント・選び方

DSP広告ツールを選ぶ際の主なポイントは、以下のとおりです。

・配信するデバイスを確認

・連携先のSSPを事前チェック

・ターゲティング条件の確認

・配信目的を洗い出す

それぞれについて、詳しく見てみましょう。

配信するデバイスを確認

DSP広告ツールを導入する際は、まず配信するデバイスを確認しましょう。

「パソコンのみに対応」「スマートフォンのみに対応」といったようにデバイスが限定されているツールもあるので、自社が出稿する広告の内容やターゲットが利用しているデバイスをリサーチした上でツールを選んでください。

連携先のSSPを事前チェック

DSPサービスの配信先にあるSSP(Supply-Side Platform)の機能を確認することも大切です。

例えば、自社が扱う商材が女性向けなのに、SSP(Supply-Side Platform)が連携しているメディアが男性向けだと、ターゲット層にリーチできないため、導入する前にチェックしておきましょう。

ターゲティング条件の確認

性別や年齢などの条件は同じでも、職業や年収、地域などの細かいターゲティング条件はDSP広告ツールによって異なります。

自社が出稿する広告のターゲットについて調べて、その条件とマッチするツールを選ぶようにしましょう。

配信目的を洗い出す

DSP広告ツールを導入する前に、「自社に導入する目的」を明確にしておく必要があります。

販売目的で利用するのか、ブランディングに活用するのか、目的を洗い出してから自社のニーズに合うDSP広告ツールを導入しましょう。

 

おすすめのDSP広告ツール5選

ここからは、おすすめのDSP広告ツール5選を紹介します。

各製品の価格設定や機能などを比較して、自社に合うツールを選んでください。

サービス名 初期導入費 月額費用 利用者満足度 無料トライアル
MicroAd BLADE 要問い合わせ 要問い合わせ 4.0/5 要問い合わせ
Logicad 要問い合わせ 要問い合わせ 4.5/5 要問い合わせ
おもてなしバナー 0円〜 0円〜 4.0/5 要問い合わせ
Crossmedia 0円〜 要問い合わせ ×
ライバルマーケティング広告 要問い合わせ 要問い合わせ ×

 

MicroAd BLADE

国内最大規模の売上とシェアを誇る「MicroAd BLADE(マイクロアド ブレード)」は国産デジタルシグナルプロセッサで、広告主の費用対効果を最大にするためにディスプレイ広告の出稿と管理を行います。

国外への配信も可能で、マルチデバイス対応なので、広告のリーチが広がります。

 

Logicad

「Logicad(ロジカド)」は、広告配信の最適化をサポートするプラットフォームです。大量の配信ログやオーディエンスデータを、スピーディーかつ安定的に処理できるシステムインフラを搭載しています。

 

おもてなしバナー

「おもてなしバナー」は独自のDSP効果を最大限に高めるため、AI技術を駆使して配信状況を管理し、広告主のサイトに訪れるユーザーのリピート率向上やCV効果をサポートします。

おもてなしバナーには、「広告クリエイティブ性があるアイコンセッター」「商品宣伝を具体的に行うコンテンツディスプレイ」「コメンド性を向上するビデオスタイルバナー」が搭載されています。

 

Crossmedia

ドコモが独自開発した「Crossmedia(クロスメディア)」は、CPCでプレミアムメディアへの接客配信ができるDSP広告ツールです。

ドコモ契約者の情報をもとに、ユーザーフレンドリーな接客フォーマットを利用できます。

従来の広告にはなかったユーザー体験と、集客効果を両立できる接客配信をサポートするツールです。

 

ライバルマーケティング広告

「ライバルマーケティング広告」は、他社が持つ顧客データや広告リソースを活かしたマーケティング手法です。

競合サイトが潜在顧客を自社に誘導する手法を用いてターゲティングができるので、「他のマーケティングツールよりコスパが良い」との評価を得ています。

競合サイトごとにデータを入手できるので自社の広告をブラッシュアップしやすく、精度も高いので富裕層や経営者などにもアプローチすることができます。

 

まとめ

コロナ禍によって、以前よりもWebサイトやSNSなどでショッピングや検索をする機会が増えています。

Web上には、ユーザーの膨大かつ貴重なデータが隠れています。DSP広告ツールを利用することで、自社の商品やサービスの潜在顧客を自社サイトに誘導することが可能です。

より効果的に、的確に顧客を獲得するために、自社がDSP広告ツールに求める機能をリサーチした上で、予算に合うツールを選んでください。

「リモートワーク手帳(無料)」 では、リモートワーク環境で役立つツールや改善ノウハウ、使える制度などを解説しています。仕事のオンライン化に対応するために、ぜひご活用ください。

リモートワーク手帳