システム障害時でも安心!おすすめのデータバックアップツール6選

情報をデータ化して保管することが一般的になった現在では、災害やシステム障害によって一部のデータが失われただけでも企業にとっては大損害です。

そのため、情報システム担当者にとってデータの「バックアップ」は非常に重要な課題と言えます。

そこで今回は、データバックアップツールのメリットや注意点、選び方を解説します。

また、おすすめのツールも紹介しますので、データバックアップツールの導入を検討している方はぜひ参考にしてください。

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データバックアップツールとは

データバックアップツールとは、その名のとおりデータのバックアップを作成し保存するためのツールです。

バックアップデータを元データとは異なる場所に保管し、元データの消失に備えます。

業務で利用するデータは、不測の事態に備えてバックアップを取っておく必要がありますが、手動でのバックアップは工数がかかる上に、見落としなどのヒューマンエラーが起こることがあります。

データバックアップツールを使えば工数を削減できるだけでなく、ヒューマンエラーもなくなります。

 

データバックアップツールを導入するメリット

データバックアップツールを導入するメリットは、大きく分けて以下の3つです。

・手動では難しいバックアップも簡単にできる

・ヒューマンエラーが起こらない

・安全にバックアップができる

手動では難しいバックアップも簡単にできる

データバックアップツールを利用すれば、大量のデータのバックアップや、データ形式やOSに適したバックアップが可能です。

また、自動バックアップやリモートワークへの対策として重複排除機能を搭載しており、リモートワークにおけるバックアップもできます。

手動のバックアップでは難しかったことも、バックアップツールを利用すれば簡単に実現できるのは大きなメリットでしょう。

ヒューマンエラーが起こらない

人の手によるバックアップでは、どうしても抜け・漏れ・ミスといったヒューマンエラーが起こります。

データバックアップツールを利用すれば、自動バックアップ機能などによってヒューマンエラーの回避が可能です。

バックアップの実施時刻や内容を保存することもできるので、「いつどのような方法でバックアップが行われたか」も確認できます。

ヒューマンエラーがなく確実にバックアップを取れるため、企業内の情報を安全に保管できます。

安全にバックアップができる

手動でバックアップを行う場合、適切な手順を守らなければ元データが破損してしまう可能性があります。

せっかくバックアップを行ったのに、元データが破損してしまっては何の意味もありません。

データバックアップツールを利用すれば、適切な手順でバックアップを実行するので、データが破損するリスクは非常に低くなります。

大切なデータを守るためにも、データバックアップツールを利用することをおすすめします。

 

データバックアップツールを導入する際の注意点

様々なメーカーがデータバックアップツールを販売しており、それぞれに特徴があります。

自社のニーズに合った商品を選ぶためには、導入前に「何のためにバックアップツールを導入するか」という目的を明確にしておかなければなりません。

「トラブルからデータを守る」といった漠然としたものではなく、以下のような明確な目的を決めておくとスムーズに導入できるでしょう。

・災害に備えたい

・日常的に起こるヒューマンエラーを回避したい

・バックアップに割いている人員やコスト、負担を削減したい

・長期間データを保管したい

自社のニーズに合った商品を選ばなければ、必要な機能がなかったり、無駄にコストが高くなったりするため、まずは目的を明確にした上で導入を検討するようにしましょう。

 

データバックアップツールの選定ポイント・選び方

実際にデータバックアップツールを選ぶ際の主なポイントは、以下のとおりです。

・対応OS

・バックアップ方式

・バックアップ対象

・データ保管の安全性

「導入することは決まっているが、選び方がわからない」という方は、ぜひ参考にしてください。

対応OS

データバックアップツールは対応OSが決まっているものが多いため、現在使用しているOSに合わせて選ぶようにしましょう。

またLinuxなどUnix系ソフトの場合は、rsyncといったオープンソースのソフトが広く使われているため、対応可否を確認する必要があります。

バックアップ方式

バックアップはいくつかの方式に分かれるので、ニーズに合った製品を選ぶようにしてください。

・フルバックアップ

フルバックアップは、システムを丸ごとバックアップできる方式です。トラブルが起こったとしても、システムを簡単に復旧することができます。

・差分バックアップ

差分バックアップは、一度バックアップを取ると2回目以降は1回目から変更・新規作成されたデータのみをバックアップする方式で、フルバックアップよりも容量が少なくて済みます。

ただし、次回のフルバックアップまでに行われる差分バックアップのデータは累積されるため、定期的(例えば毎日)に差分バックアップを行うことは次第に難しくなっていきます。

・増分バックアップ

差分バックアップと同様に更新データ・新規データをバックアップの対象としますが、更新されたファイルが上書きされないのが特徴です。

そのため、同じデータでも更新されるたびに別のバックアップが取られます。

ファイルやフォルダ単位で見れば、過去のデータを何重にもバックアップできるので、差分バックアップよりも手厚いバックアップと言えるでしょう。

・ミラーバックアップ

ミラーバックアップは、システムそのものを他のディスクに同期させながら行います。

常時自動でバックアップが取られるので、バックアップの取り忘れがありません。

ただし、元のバックアップデータが上書きされるので、バックアップを行ったあとに元のバックアップデータはすべて削除されます。リアルタイムでしかバックアップが取れないのが特徴です。

バックアップ対象

システムを丸ごとバックアップするか、ファイルやフォルダ単位でバックアップするかによって方式が変わります。

・イメージバックアップ

イメージバックアップは、システム全体をバックアップする方式です。

システム全体で問題が発生してもすぐに対応できる、問題箇所を特定できなくても復旧できるといったメリットがあります。

ただしバックアップには時間がかかり、無駄も多くなるため、システム全体を厳重に守りたい方におすすめです。

・ファイルバックアップ

システム全体ではなく、ファイル単位でバックアップを取る方式です。

必要な部分だけバックアップを取るので、ファイル単位で復旧したい場合は迅速に対応できます。

ただしシステム全体の障害には弱いので、重要なデータのみをバックアップしたい場合におすすめです。

データ保管の安全性

バックアップがウイルス感染したり、ハッキングに遭ったりして意味がありません。

ランサルウェアなどのウイルス感染やBCP(事業継続計画)への対策は万全か、データが保管されるデータセンターは信頼性が高いかなど、データ保管の安全性を担保できるツールを選ぶことをおすすめします。

 

おすすめのデータバックアップツール6選

ここからは、おすすめのデータバックアップツールを6つ紹介します。

概要は以下のとおりです。

サービス名 満足度 初期費用 月額利用料 無料トライアル
Acronis Backup 4.5/5 要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ
LB イメージバックアップ12 Pro 4.5/5 要問い合わせ 要問い合わせ
Indelible 3 4.0/5 5,500円〜 要問い合わせ 要問い合わせ
AOSBOX Business 3.0/5 要問い合わせ 20,000円〜(年)
おまかせクラウドバックアップ 4.0/5 要問い合わせ 4,000円〜 要問い合わせ
Arcserve Backup 5.0/5 150,000円〜 300円〜 要問い合わせ

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

 

Acronis Backup

Acronis Backupは、小規模企業から大規模企業まで対応できるデータバックアップツールです。

AIやマシンランニングベースの技術によって、ランサムウェアによる攻撃からデータを保護し、短時間での復旧を実現するなど、ダウンタイムなしの常時稼働が特徴です。

 

LB イメージバックアップ12 Pro

LBイメージバックアップ12 Proは、ハードディスクの中身を丸ごと外付けハードディスクやDVD、BDなどにバックアップすることが可能です。

Windowsを起動したままドライブ全体をバックアップすることも、インストールせずにCD・USBメモリ起動でバックアップすることもできます。

 

Indelible 3

Indelible 3(インデリブル3)は、初心者からパワーユーザーまで利用できるMac用のバックアップソフトウェアです。

自動設定でデータを保存し、必要な時に大切なデータを簡単に復元できます。

最新のUIを搭載しているので、誰でも簡単に利用できるでしょう。

 

AOSBOX Business

AOSBOX(エーオーエスボックス)は、BCP対策として手軽に導入できるサービスです。

世界で唯一、AOSBOXだけでの技術力で3種類のストレージを組み合わせることで低コスト、安全、速さを実現しています。

また、3重の暗号化でセキュアクラウドを実現しており、セキュリティが堅牢であることも特徴です。

 

おまかせクラウドバックアップ

おまかせクラウドバックアップは、世界トップレベルのセキュリティを誇るAWSクラウドにデータを保存することで、災害時や人的ミスによるデータ破損やサイバー攻撃のリスクからデータを守ります。

また「~分ごと」「~時間ごと」「毎日」など、任意の間隔で自動バックアップを設定できるのも特徴です。

 

Arcserve Backup

Arcserve Backup(アークサーブバックアップ)は、強力なテープバックアップで大容量ストレージを保護するバックアップツールです。

豊富な機能を持ち、オプション製品やエージェント製品の多彩な組み合わせができるので、Windows/Linux、物理環境/仮想化環境、アプリケーションが混在する複雑なICT環境を、ニーズに合わせてきめ細かく保護することができます。

 

まとめ

データバックアップツールを導入することによって、今や企業にとって物的資産より価値がある情報資産を確実に保護することができます。

ヒューマンエラーを防いで確実なバックアップを取ることができ、システム担当者の工数削減にもつながります。

まだデータバックアップツールを導入していない企業は、導入を検討することをおすすめします。

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