セキュリティレベルを向上しよう。おすすめのVPNツール5選

コロナ禍の影響により、リモートワークに移行している企業が増えています。在宅でも業務をスムーズに進めるために、クラウド型サービスの導入を検討している事業者も多いのではないでしょうか。

しかし、リモートワーク環境で企業の機密情報を扱うことに不安を感じる事業者も多いでしょう。

そうした不安を解消するために、IPアドレスを隠した状態でインターネットにアクセスできるVPNツールの導入がおすすめです。

今回は、VPNツールを導入することで生じるメリットやツールの選定ポイントを解説するとともに、おすすめのVPNツール5選をご紹介します。

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VPNツールとは


VPN(Virtual Private Network)ツールは、オフィスの外から社内ネットワークにアクセスするために仮想の専用ネットワークを構築するツールです。

VPNツールを導入するとデータ通信が暗号化されるため、ハッカーなどによるサイバー攻撃や不正侵入を防ぐことができます。

コロナ禍の影響でワークスタイルが大きく変化しており、リモートワーク環境でも安全な作業を行うためにVPNツールの注目が高まっています。

VPNツールを導入するメリット


VPNツールを導入することで得られるメリットは、以下の2つです。

  • ・データ通信の暗号化
  • ・低コストで拠点間通信が可能

 

データ通信の暗号化

VPNツールは、「通信情報の暗号化」や「トンネリング」などのセキュリティ技術を駆使したネットワーク構造を持つため、リモートワーク環境でも安全に社内ネットワークにアクセスすることが可能です。

在宅でもオフィス内にいる時と同じように仕事ができるので、様々な働き方に対応できて業務の効率化にもつながります。

低コストで拠点間通信が可能

VPNツールは会社と拠点間でしか通信できない専用線とは異なり、拠点間同士でも強固なセキュリティを維持しながら通信が可能です。

また、専用回線は維持費や設備投資が高額な場合がありますが、VPNツールは仮想ネットワークを利用するためランニングコストが安く済みます。

ルーター設置などの初期費用もリーズナブルなので、大幅なコストカットが期待できます。

VPNツールを導入する際の注意点


VPNツールを導入する際は、以下の注意点にも気を配る必要があります。メリットだけではなく、注意点も考慮した上で導入を検討しましょう。

  • ・情報漏れリスクがある
  • ・通信速度が遅くなることがある
  • ・ツールによってコストが高くなる

 

情報漏れリスクがある

VPNツールには様々なセキュリティ対策が施されていますが、情報が外部に漏れるリスクをゼロに抑えることは難しいです。

VPNツールの初期設定にミスがあるとIPやDNSが外部に漏れてしまう可能性もあるので、不安な場合は導入サポートを利用するのもひとつの方法です。

通信速度が遅くなることがある

公衆回線を利用するVPNツールは、回線の使用状況によっては通信速度が遅くなることがあります。

特に、利用者が多い夜間は回線が混雑して通信速度が低下しやすいので、大容量データを扱う時は注意しましょう。

ツールによってコストが高くなる

様々な機能が搭載されているツールは、初期費用や運用コストが高額になることがあります。

あらかじめ自社が必要としている機能をリストアップしておき、必要な機能だけを搭載したツールを選ぶようにしましょう。

VPNツールの選定ポイント・選び方


自社に適したVPNツールを選ぶポイントは、以下の4つです。

  • ・強固なセキュリティ対策
  • ・導入後のサポート体制
  • ・対応可能なデバイス
  • ・初期費用や運用コスト

 

強固なセキュリティ対策

VPNツールを導入する時は、強力な暗号通信(256ビットAES)や信頼性の高いプロトコルなどの強固なセキュリティ対策が施されているか確認しましょう。

システムのセキュリティレベルが高ければ、機密情報が外部に漏れるリスクを低減できます。

導入後のサポート体制

使用中のトラブルや問題が発生した時に、迅速なサポートが受けられるか否かも重要なポイントです。

24時間のサポート体制やアフターサービスが整っていれば、安心してツールを利用できます。

対応可能なデバイス

利用する端末とVPNツールの互換性についても確認が必要です。

パソコンやタブレット端末を動かすOSにはWindows、MacOS、android、iOSなどがありますが、利便性の高いネットワークを構築するためには様々なデバイスに対応しているVPNツールを選ぶと良いでしょう。

初期費用や運用コスト

VPNツールを導入する際は、十分な費用対効果が見込めるかどうかも考慮しましょう。

トータルコストを洗い出しておき、初期費用や運用コストが予算内に収まるか検討してから、無料トライアルで操作性を確かめるのもひとつの方法です。

おすすめのVPNツール5選

ここからは、おすすめのVPNツール5選を紹介します。

各製品の料金プランや機能などを比較しながら、自社に適したツールを選択してください。

サービス名 FortiGate CheckPoint いきなり!VPN
初期費用 要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ
月額費用 要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ
無料トライアル △(無料デモのみ)

 

サービス名 Cloudflare Access Cato Cloud
初期費用 150,000円〜 0円〜
月額費用 500円〜 53,500円~479,000円
無料トライアル

 

FortiGate


「FortiGate(フォーティゲート)」は、サイバー攻撃や不正アクセスなどから社内ネットワークを保護してくれるVPNツールです。

高性能の暗号化VPNが搭載されており、攻撃速度に対応した速度でデータ通信を保護してくれます。データ転送時のレイテンシ(通信の遅延時間)も最小になるため、ネットワークを保護したまま高速な通信が可能です。

また、高いSSLインスペクション(SSL通信複合化)によって隠れたウイルスも検知するので、安心して社内ネットワークにアクセスすることができます。

CheckPoint


「CheckPoint(チェックポイント)」は、1台のセキュリティゲートウェイで様々なサイバー攻撃に対応可能なVPNツールです。ファイアウォールやモバイル端末への強力な保護など、様々な脅威を防ぐ強固なセキュリティ対策が施されています。

必要なセキュリティ対策や機能だけを組み合わせることもできるので、自社に適したネットワーク環境を構築できます。

いきなり!VPN


株式会社TTMが提供している「いきなり!VPN」は、迅速なVPN環境の構築が可能なVPNツールです。リモートワークの導入を検討している企業向けに様々な支援サービスも行っています。

リーズナブルな価格設定と最短で翌日から使えることが大きな特徴で、「突然、リモートワークの導入が決まった」という会社でも気軽にサービスを開始できます。

Cloudflare Access


「Cloudflare Access(クラウドフレア・アクセス)」は、全世界200以上の拠点と90以上の国にデータセンターを配置しているVPNツールです。

アプリやソフトウェアのインストールを必要とせず、ワンタイムパスワード設定で強固なセキュリティが確保されるため、リモートワークを導入している企業におすすめです。

1ユーザーあたりの月額料金が500円なので、ランニングコストを低く抑えることができます。

Cato Cloud


「Cato Cloud(ケイトー・クラウド)」は、リモートワーク環境からWAN(ワイド・エリア・ネットワーク)に接続できるVPNツールです。

SASE(サシー)というNaaS(Networks as a Service)と NSaaS(Network Security as a Service)が統合されたセキュリティが搭載されており、外部から安全に社内ネットワークにアクセスすることができます。

まとめ


VPNツールは安全性が高い拠点間接続を可能にするので、リモートワークの導入を検討している企業にとって非常に便利なツールです。

VPNツールを導入するとIPアドレスが暗号化されるため、サイバー攻撃のリスクが軽減されます。

導入を計画している事業者は、拠点数や運用コスト、導入後のサポート体制などを検討して、自社に適したツールを選びましょう。

「リモートワーク手帳(無料)」 では、リモートワーク環境で役立つツールや改善ノウハウ、使える制度などを解説しています。仕事のオンライン化に対応するために、ぜひご活用ください。

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