生産性の向上を図ることができるSFA(営業支援システム)
生産性の向上。それは、企業経営者の永遠の命題です。
市場調査、製品分析、戦略、チームプロジェクトの構築、営業の品質、トークスキル研究、顧客のクロージングなど……おそらくこの記事を読んでいるみなさんの多くも、生産性を改善する努力を日々行っていることでしょう。
しかし、必ずしも努力が結果に結びつくとはかぎりません。だからといって、組織改善を怠るわけにもいかないですよね。
「経営上、無駄な努力はしたくない」「目に見えて結果のあらわれるものしか信じたくない」
こんな思いを抱いている方も多いのではないでしょうか。生産性の向上でとくに大切なのは、もっとも収益に直結しているといっても過言ではない「営業部門」です。
営業部門の業績(生産性)の改善に集中的に取り組むことができれば、会社全体の収益もおのずとあがっていくはず。
そこで今回ご紹介するのが、あの「Microsoft」が提供するSFA(営業支援システム)です。その名も「Microsoft Dynamics 365」。
では、「Microsoft Dynamics 365」にはどのような特徴やメリットがあるのでしょうか。さらに詳しく掘り下げて解説していきたいと思います!
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Contents
Microsoft Dynamics 365とは?
「Microsoft Dynamics 365」は日本マイクロソフト株式会社が提供するサービスで、マーケティングやカスタマーサービスなどを包括的に行うことができます。
特筆すべきは、「AI分析」機能。
現在使用している顧客データを集約してデータベース化し、AIが独自の分析を行い、顧客の優先順位や見込み客の発掘・管理を手助けしてくれます。
市場の分析・研究は、もちろん実際に人の手によって行うことも大切かもしれません。しかし人間には“先入観”や“固定観念”といったさまざまな認知バイアスが存在するため、重要な事実を見落としてしまう可能性があります。
しかし最新のAIを搭載している「Microsoft Dynamics 365」には、わたしたちの認知領域の限界をこえて、“知られざる”部分を明るみにしてくれることでしょう。
「市場分析やマーケティングに力をいれてきたけれど、なかなか結果が出ずに焦っている」という方は、ぜひ一度、「Microsoft Dynamics 365」の性能を味わってみてはいかがでしょうか。
気になる「Microsoft Dynamics 365」の料金は?
まずはさっそく、気になる料金プランについてみていきましょう。
単刀直入にいうと、一番お手頃な「セールス プロフェッショナルプラン」では「7,070円/1ユーザー」となっています。
他にも3つほどプランはありますが、使用する範囲や機能・企業の規模によって変わりますので、利用を検討している方は、要相談で細かく料金を決めていくことになります。
「セールス プロフェッショナルプラン」は無料で利用できるトライアル版も用意されているため、興味のある方はぜひそちらをお試しください。
Microsoft Dynamics 365の5つの特徴
ここからは、多くの企業に導入されている「Microsoft Dynamics 365」のすぐれた魅力を詳しく解説していきたいと思います。
見込み客をスコアリングして“見える化”
営業のなかでも、成約に結びつける「クロージング」は非常に重要なフェイズ。多くの労力と時間を要するため、あまり“無駄撃ち”はしたくありませんよね。
かといって、商談を成功させられそうな見込み客をリストアップするのは難しいのが現状です。
そんなときは「Microsoft Dynamics 365」におまかせください。データ化された顧客リストをAIが瞬時に分析し、クロージングがうまくいきやすい顧客をスコアリング(点数化)してくれます。
顧客リストの“見える化”によって、今後はより効率的に営業に注力できるのではないでしょうか。
顧客とのやり取りを“見える化”
「Microsoft Dynamics 365」は、顧客リストだけでなく、顧客と営業のやり取りまでをも“見える化”してくれます。
そのデータをもとに「顧客が営業に対してどのような印象を抱いているのか」「クロージングに結びついた顧客の共通点は何か」「どのようなトークスキルが有効なのか」といったことを分析ができるため、戦略的にも非常に有意義です。
営業プロセスの自動化
「Microsoft Dynamics 365」は「Outlook」「Excel」「Skype」といった他サービスと連動することができるのですが、とくにExcelとの連動は特筆に値します。
というのも、Excelと連動することで、営業マンの負担になっていた面倒な入力作業や雑務が減るからです。
「営業マンには営業活動に集中してほしい」「ずっと顧客のことだけを考えられる環境を整えてあげたい」という方には、きっと「Microsoft Dynamics 365」のすばらしさがわかるはず。ぜひ導入を検討してみてください。
リアルタイムでの情報共有が可能
クラウドサービス型の「Microsoft Dynamics 365」は、いつどこにいても顧客情報の共有が可能です。そしてモバイル端末やタブレット端末にも対応しているため、いちいち会社に戻ってデータを閲覧する必要がありません。
これなら、出張先でも取引先でも、機密情報の入った会社のPCを持ち運ぶことなく、安全に顧客データを取り扱えますね。
集約されたデータベースから戦略を練ることができる
データは集めるだけでは意味がありません。そのデータをいかに有効に応用するかが、業績アップのカギとなります。
膨大な顧客データを集約する「Microsoft Dynamics 365」なら、市場分析はもちろんのこと、見込み客の発掘や需要の掘り起こし、トークスキルの研究など、幅広い戦略性をもたらすことが可能です。
「これまでたくさん戦略会議を行ってきたが、有意義だったことがほとんどなかった」「実際的なデータや根拠が不足しており、抽象的な議論しかできなかった」という方は、ぜひこれを機に「Microsoft Dynamics 365」を取り入れてみてはいかがでしょうか。
カスタマイズ性に長けている
「Microsoft Dynamics 365」は以前までのOffice 365を使用することは可能ですが、拡張機能がデフォルトで搭載されているため、自社に最適な機能を任意でカスタマイズすることができます。
「いざ導入してみて、使いにくかったらどうしよう」と迷っている方も、安心して使うことができるでしょう。
まとめ
営業部門のワークフローを効率化し、生産性の向上を期待できる「Microsoft Dynamics 365」。
膨大な顧客データの一括管理はもちろん、高性能なAIによる顧客・市場分析機能は、複雑化と多様化の二面性を持つ今日のビジネス業界では強力な武器となってくれることでしょう。
会社全体の生産性をアップさせるカギは、やはりなんといっても営業部門にあります。
数え切れないほどの導入実績のある「Microsoft Dynamics 365」は、SFA(営業支援システム)がはじめての企業でも安心して採用できるツールです。
気になる方は、まずは無料トライアル版で体験してみてください
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