初心者でも簡単に会計業務を効率的に実現

新型コロナウイルスの影響で働き方改革が促進されたことにより、クラウド型ツールを導入している企業が増えてきています。

会計業務に関してはクラウドツールを利用することで、簿記などの専門的な知識がなくても簡単に操作することができるツールが提供されており、幅広い業界で利用されています。

そこで今回は、数ある会計ソフトの中から「ネットde記帳」をご紹介します。

ネットde記帳の特徴やメリット、実際に導入している方々の評判を解説しますので参考にしてください。

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ネットde記帳とは?


ネットde記帳とは、会計や経理に関する業務をスムーズに的確に進めることができるクラウド会計ソフトです。

日々発生する仕訳内容をパターン登録することができたり、部門ごとの利益管理ができたりと便利な機能が搭載されており、日常的に発生する記帳作業や申請書・決算書なども簡単に作成できます。

ツールのベンダーである商工会の専門知識が豊富な担当者が徹底的にサポートしてくれるので、トラブルや操作方法でわからないことがあれば気軽に質問することができるため安心です。

ネットde記帳の3つの特徴

  • ・会計データの共有
  • ・複数人と複数拠点で同時利用が可能
  • ・メンテナンスフリーで更新が不要

ネットde記帳には、上記の3つの特徴があります。

これから、それぞれの特徴を具体的に解説していきます。

会計データの共有

ネットde記帳はクラウドツールなので、インターネット環境とパソコンなどの端末があれば場所を選ばずリアルタイムで利用することが可能です。

さらに、ネットde記帳をコミュニケーションツールとして利用することもできます。

決算時やデータ共有も手軽にできるので、リモートワークの導入を検討している企業にも利便性があります。

複数人と複数拠点で同時利用が可能

クラウド型ネットde記帳は、オフィスにいなくても自宅や外出先などの場所から複数人が同時に入力したり参照したりすることができます

例えば、営業所や支店から会計データを入力した場合でも、本社でリアルタイムに状況を把握することが可能なため決算もスムーズになります。

メンテナンスフリーで更新が不要

ネットde記帳はクラウドツールなのでインターネット環境が整っている場所であれば、ソフトをインストールしたり新しいバージョンにアップしたりする手間やコストを省くことができます

ネットde記帳を導入する7つのメリット

  • ・商工会が推奨している会計ソフト
  • ・電子申告までワンストップ作業が実現
  • ・場所と時間を選ばず利用できる
  • ・自動的にバージョンアップ
  • ・充実した記録サポート体制
  • ・日々の入力をサポートする機能が搭載
  • ・工事関連の管理や建設業にも対応できる

ネットde記帳のメリットは主に上記の7つになります。

これから、それぞれのメリットについて具体的に解説していきます。

商工会が推奨している会計ソフト

ネットde記帳は商工会(全国商工会連合会)が提供している経理・会計ツールなので、全国で43県以上、6万5,000以上という多くの事業所で導入されています。

提供元である商工会が操作方法などのサポートを行い、記帳や経理などの指導も行ってくれるため、会計に関する知識も学ぶことができます。

電子申告までワンストップ作業が実現

日々発生する会計業務の担当者は、売上や利益管理だけでなく預金や現金管理・月次決算・年次決算など膨大で細かい作業を行わなければなりませんが、ネットde記帳を導入すれば、インターネット経由で帳簿を入力し電子申告までをワンストップで遂行できるので、経理担当者の負担が軽減できます。

毎日のデータ入力だけでなく決算書や申告書などの発行も可能なため、ネットde記帳を導入すると会計業務のほとんどを完結することができるのは大きなメリットです。

場所と時間を選ばず利用できる

ネットde記帳は、インターネット環境があればどこにいても利用することができるASP(アプリケーションサービスプロバイダー)システムです。

場所を選ばないので、リモートワークを推奨している企業にとっても非常に役に立つツールとして話題になっています。

在宅勤務中や出張中などで経費の動きがあった場合には、その場ですぐに入力することができるため入力漏れを防ぐことも可能です。

自動的にバージョンアップ

ネットde記帳はクラウドツールなので、導入時にソフトをインストールする作業が不要で、導入してからすぐに利用できます。

また、法改正や機能が追加された際には自動的にバージョンアップが実行されるため、更新作業などの手間もかかりません。

充実した記録サポート体制

ネットde記帳は商工会が提供しているツールで、商工会の専門的知識があるサポーターにより導入前だけでなく導入後もサポートを受けることが可能です。

また、簿記や経理ソフト講習会も定期的に開催しており、新規事業を立ち上げ経理や事業を始めたばかりで帳簿の記入方法がわからない方などのために、記帳や簿記に関する指導も徹底的に行います。

日々の入力をサポートする機能が搭載

ネットde記帳は、日常的に発生する帳簿つけに便利な機能が多く搭載されています。

50音順に勘定科目を探せたりコード順で探したりすることも可能です。

頻繁に利用する勘定科目や入力候補リストを表示することもでき、振替伝票や財務報告書の作成も簡単になるでしょう。

工事関連の管理や建設業にも対応できる

ネットde記帳は配賦機能が搭載されていることもあり、工事関連の事業や建設業などでも利用されています。

あらかじめ配賦の内容設定することで共通工事の料金などを自動的に振り分けてくれるので、リアルに売上が入金される前に正確な財務状況が把握可能です。

ネットde記帳の評判


ネットde記帳を導入している方の使用した感想や評判を調査したところ、場所を選ばず作業を行うことができる点が便利だと感じている方が多いようです。

これから、実際にネットde記帳を導入している方々の評判や導入する際の注意点をご紹介します。

場所を問わず記帳ができる

ネットde記帳は、インターネット環境が整っていればどこにいても簡単に記帳することが可能です。

今まではオフィスに出勤しなければ会計業務ができませんでしたが、ネットde記帳だと自宅にいながら好きな時間に実行できるようになります。

時間を有効活用することができるので、満足されている方が多くいらっしゃいます。

利用する際の注意点

クラウド上で管理されるネットde記帳は、ネット環境があればアクセスできるのがメリットですが、そのことが逆にデメリットにもなります。

なぜならば、もしインターネット接続が遮断されると会計業務も一時的にストップしてしまうため、緊急を要している場合は困ることもあるでしょう。

そんな時には商工会が提供しているサポートを利用して、トラブルに対する解決策を求めるようにしてください。

ネットde記帳の料金プラン


ネットde記帳の価格設定は各企業によって異なりますので、自社が拠点とする地域の商工会に問い合わせて見積もりをとるようにしましょう。

例えば鳥取県商工会連合会の場合、メールや電話でのサポート込みで1年間で31,500円となります。

料金/他
初期費用 要問い合わせ
月額費用 2,500円〜(年間30,000円~)
無料トライアル なし

まとめ

商工会が提供しているクラウド型のネットde記帳は、場所を選ばず会計・経理業務を手軽に行うことができるので、リモートワークを導入している企業にとっては利便性の高いツールです。

価格設定は各企業によって異なるので、まずは自社が求める機能や予算などの詳細を洗い出し、見積もりをとってから導入を検討してみるのがおすすめです。

「リモートワーク手帳(無料)」 では、リモートワーク環境で役立つツールや改善ノウハウ、使える制度などを解説しています。仕事のオンライン化に対応するために、ぜひご活用ください。

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