クラウド会計サービスが定番になりつつある

個人事業主や中小企業は売上状況を確認したり、税金を管理したりするために会計ソフトを利用することが多いのではないでしょうか。

会計ソフトの価格は決して安くありませんが、購入して使ってみるまで合うかどうかがわかりません。想像していたよりも使いにくく、「買って後悔した」という経験がある人もいるでしょう。

近年はインストール型の会計ソフトではなく、サポート体制が整っているクラウド会計サービスが増えています。

中でもマネーフォワードの「クラウド会計」は、個人事業主や中小企業から「使いやすい」と好評です。

実際にどのようなメリットやデメリットがあるのか、料金プランやサポート体制を含めて解説しますので、クラウド会計の導入を検討している人はご一読ください。

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マネーフォワードの「クラウド会計」とは?

近年クラウド会計サービスが増えていますが、中でも使いやすさに定評があるのがマネーフォワードの「クラウド会計」です。その名のとおり、会計業務をクラウド上で行うことができます。

個人事業主や中小企業の特におすすめで、働き方改革によって広がりつつあるテレワークやペーパーレスにも対応しているサービスです。

実際に使用した人に対するアンケートでは「毎月入力作業に19時間かかっていたが、半分の9時間程度まで短縮できた」という声が上がっています。

他にも、請求書の作成費用や郵送代、会計担当者の人件費を削減できるなど、多くの魅力が詰まったサービスです。

ショッピングモールを全国展開している「イオン(AEON)」やアメリカの菓子メーカー「ケロッグ(Kellogg’s)」も活用しています。

マネーフォワードとは?

「クラウド会計の魅力はわかったが、マネーフォワードという会社を知らないので不安」という人もいるかもしれません。

クラウド会計を運営するマネーフォワードは2012年5月に創業し、東京都港区芝浦に本社オフィスを構える会社です。

インターネットサービスの開発に力を入れており、法人ユーザーや個人ユーザーが悩みやすいお金に関する問題解決をコンセプトに商品を開発しています。

会社としてはまだ新しいですが、大手企業のイオンが利用していることからも安心して利用できるのではないでしょうか。

全国各地に支店を展開しており、会計事務所や社労士事務所・商工会議所とのパートナーシップを結び、現在会計事務所や社労士事務所の公認メンバーは3,800を超えています。

 

クラウド会計の5つのメリットと2つのデメリット

大手企業も活用しているマネーフォワードの「クラウド会計」ですが、導入前にメリット・デメリットを把握しておくと、実際にサービスを導入してから後悔することがないでしょう。

ここでは、5つのメリットと2つのデメリットを紹介します。

クラウド会計のデメリット①誤入力時の修正がしにくい

クラウド会計のデメリットとして、まず「修正がしにくい」という点が挙げられます。

クラウド会計は、入力が進むとAIが学習して自動入力や自動仕訳を行うため、会計知識がなくても簡単に使用できます。そのため、会計知識がない人にこそ利用していただきたいサービスです。

しかし、特に会計知識がない人が使用していると、口座残高のズレや売掛金の相違が生じることがあります。

一つひとつ確認しながら入力すればこのような初歩的なミスは起きにくいのですが、現在の仕様では多少のミスが発生することがあるようです。

今後改善される可能性はありますが、正確に入力できているか定期的にチェックすることをおすすめします。

クラウド会計のデメリット②セキュリティリスク

セキュリティリスクがあることもデメリットといえるでしょう。

マネーフォワードの「クラウド会計」は銀行口座と連携させることができ、対応している金融機関は法人では2,100行以上、個人では1,100行以上もあります。

さらにクレジットカードと連携させることもできますが、銀行口座やクレジットカードとの連携に不安を抱く人もいるでしょう。

もちろんマネーフォワードの「クラウド会計」はセキュリティにも力を入れていますが、ハッキングの技術も進歩しているため、絶対に安全とはいえません。

「クラウド会計」に限った話ではありませんが、多少のセキュリティリスクがあることを理解した上で利用しましょう。

クラウド会計のメリット①自動取り込み機能が便利

一方で「クラウド会計」を利用するメリットとしては、まず「自動取り込み機能」が挙げられます。

前述のとおり「クラウド会計」は銀行口座やクレジットカードと連携できるため、専用口座やカードを作っておくことで、取引が行われた時点でデータが取り込まれます。

すぐにキャッシュフローをデータで把握できるため、資金計画を立てやすくなります。

手入力だとどうしても抜け・漏れが発生してしまう上に手間もかかるため、手間を省きつつ正確な会計処理を行いたい人におすすめです。

クラウド会計のメリット②自動仕訳が役に立つ

銀行口座やクレジットカードからの自動取り込み機能は便利ですが、さらに自動仕訳機能も役に立つと評判です。

最初は手入力が必要ですが、繰り返し行われる取引はAIが学習して自動的に仕訳をしてくれます。

会計知識がない人でも簡単に正確な会計処理ができるため、会計の初心者や会計業務に時間を割くのが難しい人におすすめです。

もちろん手入力もできるので、取引の内容に合わせて自動仕訳と手入力を使い分けると、より正確な処理ができます。

クラウド会計のメリット③視認性に優れたグラフ化が可能

マネーフォワードの「クラウド会計」では、入力したデータを視認性に優れたグラフにすることも可能です。これによって、経営分析が簡単にできます。

キャッシュフローレポートや売上レポートは、経営分析において役に立ちます。グラフ化すると一目で把握できるため、プレゼン資料としても使えるでしょう。

取引が発生するたびにリアルタイムで入力が行われる上に、タブレットやアプリでも損益グラフをチェックできるため、いつでもどこでも経営状況を把握できます。

クラウド会計のメリット④他のサービスと連携できる

マネーフォワードには「クラウド会計」だけでなく、「クラウド請求書」「クラウド給与」「クラウド経費」「クラウド確定申告」など、さまざまなサービスがあります。

「クラウド会計」もクラウドシリーズの一つであり、他のクラウドサービスと連携させて利用できます。

例えば、取引先へ請求書を自動作成して送り、代金が振り込まれると自動的に会計サービスに入力され、そのデータを集計してグラフ化することもできます。

多くのサービスと連携させるほど、会計・経理業務の短縮化を図ることができます。そうすることで、別の業務に時間を割くことできるようになるでしょう。

クラウド会計のメリット⑤バックアップの必要がない

クラウド会計サービスならではのメリットとして、バックアップが不要であることが挙げられます。

市販の会計ソフトはインストールが必要になる上に、データを入力するたびに保存をしてバックアップを取る必要があるため、かなり手間がかかります。

バックアップデータ自体が壊れてしまうと、それまで入力したデータを復元できなくなることもあるでしょう。

マネーフォワードの「クラウド会計」は、データがクラウド上に随時更新されるため、バックアップを取る必要はありません。

専任の会計士・税理士がいる場合は、専用のIDとパスワードを発行することでシステムとデータを共有できるため、情報をスムーズに連携できます。

これらは、クラウド型の会計サービスならではのメリットといえるでしょう。

 

「クラウド会計」のサポート体制は大丈夫?

マネーフォワードの「クラウド会計」はメリットが多く、魅力的なサービスですが、「サポート体制がしっかりしているだろうか」と不安を抱く人もいるでしょう。

サポートがWebでの問い合わせやFAQだけだと、使い方がわからなくなったときに解決できないかもしれません。

マネーフォワードの「クラウド会計」はサポート体制が充実しており、メールのほか電話やチャットでのサポートもあるので安心です。

マネーフォワードの営業時間(平日10:30〜17:00)はサポート担当が常駐しており、メールやチャットでも2分程度で返信してくれるため、すぐに悩みや不安を解決できます。

サポート体制が充実していることも、多くのユーザーから支持される理由でしょう。

 

「クラウド会計」の料金プラン

マネーフォワードの「クラウド会計」の料金は、個人事業主と法人で変わります。

法人には小規模向けの「スモールビジネスプラン」と中~大規模企業向けの「ビジネスプラン」があり、企業の規模に合わせて選択できます。

「スモールビジネスプラン(税抜)」

・基本料金/年額プラン:35,760円(1ヶ月あたり2,980円)
・基本料金/月額プラン:3,980円
・主な機能:決算書作成・給与賞与計算・年末調整・郵送サービス(180円/通)

「ビジネスプラン(税抜)」

・基本料金/年額プラン:59,760円(1ヶ月あたり4,980円)
・基本料金/月額プラン:5,980円
・主な機能:スモールビジネスプランの機能+残高チェック・振込データの作成・郵送サービス(170円/通)

ビジネスプランとスモールビジネスプランの差は月額2,000円ですが、使える機能がかなり増えます。プランは、自社のニーズと照らし合わせて選ぶとよいでしょう。

 

個人事業主向けプランは「パーソナルミニ」「パーソナル」「パーソナルプラス」があります。

「パーソナルミニプラン(税抜)」

・基本料金/年額プラン:9,600円(1ヶ月あたり800円)
・基本料金/月額プラン:980円
・主な機能:確定申告書の作成・自動取り込み・見積書/納品書/請求書/領収書の作成・請求書の郵送1通あたり190円

「パーソナルプラン(税抜)」

・基本料金/年額プラン:11,760円(1ヶ月あたり980円)
・基本料金/月額プラン:1,280円
・主な機能:パーソナルミニプランの機能+消費税集計機能・毎月自動作成・回収消込表・帳簿残高と口座残高の突合

「パーソナルプラスプラン(税抜)」

・基本料金/年額プラン:35,760円(1ヶ月あたり2,980円)
・主な機能:パーソナルプランの機能+電話サポート

個人事業主でも事業の規模や内容に合わせてプランを選ぶことができ、充実したサポートを重視する人向けにパーソナルプラスプランもあります。

個人事業主には、確定申告書をスムーズに作成できるパーソナルがおすすめです。

 

まとめ

マネーフォワードの「クラウド会計」にはデメリットもありますが、それを上回る魅力が詰まったサービスです。

料金もリーズナブルで、確定申告書もスムーズに作成できるため、個人事業主や中小企業は利用を検討すべきサービスといえるでしょう。

法人向け・個人事業主向けともに「1ヶ月無料トライアル」があるので、クラウド会計サービスの導入を検討している人は、試してみてはいかがでしょうか。

「リモートワーク手帳(無料)」 では、リモートワーク環境で役立つツールや改善ノウハウ、使える制度などを解説しています。仕事のオンライン化に対応するために、ぜひご活用ください。