受付システムを徹底比較!おすすめの受付システム6選をご紹介!
経営効率化の第一歩は受付業務から!時間と人件費を大幅にカットしよう
近年では、経営をより効率的に行うために、人件費などの経費削減を重視する企業が増えただけでなく、新型コロナウィルス感染症の影響により、なるべく人と対面することを避ける働き方を目指す企業も増えてきています。
これまでオフィスの窓口には、来客があった際に受付を担当するスタッフが常駐するのが一般的でしたが、無人でスムーズに受付対応を行える「受付システム」が注目を集めています。
受付システムとは、店舗や会社に来客があった際に、iPadなどのデバイスを駆使して無人で受付対応をする画期的なシステムです。
受付システムには来訪の事前予約をすることができるタイプのものもあるため、これまで担当の人が行なっていた受付業務を全般的に代替することもできます。それにより、大幅な人件費の削減も実現可能です。
そこで今回は、受付システムを導入するメリットや、みなさんにおすすめしたい受付システムを6選ご紹介していきたいと思います。
起業家に有益な情報を徹底してお届けする「創業手帳」から、日本初のリモートワーク導入・改善のためのガイドブック 「リモートワーク手帳(無料)」 が創刊されました!リモートワーク環境での課題を解決に導いてくれる有益な情報を無料でご確認いただけます。あわせてご活用ください。
受付システムを導入するメリット
受付システムによって得られるメリットを3点ご紹介します。
受付の無人化
受付システムを導入すると、会社やオフィスやレストランなどの店舗に受付専門の担当者を置く必要がなくなるため、人件費をカットすることが可能になります。
受付が無人化されるため、内線電話などの設置費用や工事などの費用も削減することができる上に、来客対応で作業を中断する必要もなくなります。
簡単に来訪者の情報を管理できる
基本的に受付システムは、来客があった際にその情報をクラウド上で管理するため、すぐに来客者の情報を検索して対応することができます。
これでもう、慌てて来客リストを調べなくて済みますね。人為的なミスを防止できるため、一石二鳥です。
防犯対策もできる
受付システムは、ツールによっては顔認証機能が搭載されているタイプもあるため、事前に誰が訪問してきたのか顔を見ることもでき、安心して来客対応をすることができます。
直接対面する前に受付システムに来客の情報を入力してもらうことも可能です。これで、アポイントがない人と無理に対面することを避けられます。
「飛び込み営業の対応が面倒」という企業にもおすすめです。
受付システムを導入する際の注意点
受付システムはメリットだけではありません。導入する際にあらかじめ知っておきたい注意点について解説します。
受付業務の柔軟性が対人よりも劣る
iPadなどの端末で受付業務全般を行うことになるため、人と人とのコミュニケーションで生まれる温かみなどが失われてしまう可能性が大いにあります。
会社の窓口で担当者が挨拶をして「おもてなし」をするということを端末で再現することは難しいため、その点では対人の受付システムよりも劣るといえるでしょう。
初期投資費用がかかる
どの受付システムも、導入に際して初期費用や運用コストがかかるため、自社にとって費用対効果がどうであるのかをよく検討する必要があります。
例えば、すでにiPadを全社員が使用しているという会社であれば、iPadアプリで使用できる受付システムツールをインストールするだけで使えるため、大幅に設備投資費用を削減できるでしょう。
しかしその逆に、受付システムを導入するために、わざわざ社員分の端末を配布しなければならないのだとしたら、一度考え直してみる必要があります。
システム障害のリスク
受付システムにより人為的なミスを大幅に削減することはできるかもしれませんが、システムエラーが起こった際は、受付業務ができなくなるというリスクがあります。
受付システムを信頼して任せきりにするのではなく、万が一のことが起こった場合を想定して対応策を考えておきましょう。
受付システムの選定ポイント・選び方
数多くの受付システムツールが発売されていますが、一体どのシステムを選べば良いのでしょうか。
初期費用や運用コスト
受付システムツールを導入するには、初期費用と運用コストが発生します。
社内で既存のiPadなどの端末を導入している場合は、その端末にアプリケーションをインストールすればすぐに受付システムツールを使用することができます。
しかし、社内でiPadなどの端末を使用していない場合は、機材の設置に高額なコストがかかる可能性もかかることもあるので、機能面と運用コストのバランスを考慮して製品を比較して導入するようにしましょう。
分かりやすい操作性
受付システムは従業員だけではなく、来客者も操作しなければなりません。「初めての人でも操作がしやすいか」ということをイメージして製品を選ぶことをおすすめします。
セキュリティ対策
受付システムには来客者の個人情報(会社名や電話番号など)を入力するタイプのものがあります。
情報が漏れてしまうようなことになると会社間の信用問題にも関わってくるため、セキュリティの面で信用できるかどうかを調べておきましょう。
おすすめの受付システム6選
以下では、みなさんにおすすめしたい受付システムを6つご紹介します。
無料トライアル版を用意しているサービスもあるため、初めて受付システムを利用する方はぜひお試しください。
|
初期導入費 |
月額費用 |
無料トライアル |
RECEPTIONIST |
0円~ |
0円~ |
〇 |
ACALL RECEPTION |
0円~ |
0円~ |
〇 |
CC-SmartEscort |
0円~ |
18,000円~ |
〇 |
Reclip |
要お見積もり |
500円~ |
〇 |
bitreception |
要お見積もり |
3,000円 |
× |
ラクネコ |
10,000円~ |
5,000円 |
〇 |
RECEPTIONIST
「RECEPTIONIST(レセプショニスト)」は、これまでのように内線を使用する必要はなく、代わりにビジネスチャット(Chatwork、Slack、LINE WORKS、Facebook Workplace、Google Hangouts Chat、Microsoft Teamsなど)や専用のスマホアプリ、またはSMSで担当者に直接通知することができるクラウド型の受付システムです。
リリースしてから約3年で約2,500社以上が利用しており、サービス継続利用率が99.5%と非常に好評のシステムです。
調整アポ機能が搭載されているため、これまでメールで行っていた打ち合わせの日程調整もラクラク。日程調整にあてていた時間を大幅にカットできますよ。
初期工事も不要で初期費用は完全無料!即日から利用することもうれしいポイントです。
ACALL RECEPTION
「ACALL RECEPTION(アコールレセプション)」は、WorkstyleOS上に搭載されているチェックインアプリケーション群によって、“だれが、いつ、どこで、なにを”というワークデータを収集することができる受付システム。
外部アプリケーションと連携することで、時間とコストの両面から、受付業務のあらゆるムダを削減します。
CC-SmartEscort
「CC-SmartEscort(CCスマートエスコート)」は、「Office365/Skype for Business」と連携してスマートで快適な来客対応を行う受付システム。
内線電話はもちろんのこと、メールやチャットで来客の通知を行えるため、非常に融通性があります。
Reclip
「Reclip(レクリップ)」はChatworkやSlackやなどの外部ツールやメールと連携することができるため、従来のように内線を使用して通知をすることなく来客受付を確認できる受付システムです。
iPadなどの端末があれば他の設備投資は一切不要。低予算で運用できることから、スタートアップ企業にもおすすめです。
bitreception
多言語にも対応した「bitreception(ビットレセプション)」は、来客の受付から案内まで一貫して受付業務を行う受付システム。
社内招集や出迎えが一切不要になるため、来客の訪問に気をとられることなく仕事に集中することができます。
受付完了までの待機時間や入館証の発行など手間をスムーズにしたいなら、このソフトがおすすめです。
ラクネコ
受付用の専用QRコードを利用することで、来客の出迎えや待機時間を大幅にカットできるのが「ラクネコ」です。
来客予定をカレンダーに登録すれば、自動でメールで通知してくれるのが魅力です。大企業の導入実績を持つ「ラクネコ」なら、様々な業種や業態にも幅広く対応できます。
まとめ
受付システムを導入すれば、受付担当の人件費を削減できるだけでなく、入館証の発行や受付完了までの待機時間もカットできるため、経営効率の改善を期待することができます。
もちろん、フェイストゥフェイスの対人受付だからこその強みや魅力もありますが、新型コロナウィルス感染症を考慮した安全性の面やコストのことを考えると、導入するメリットは計り知れません。
受付システムを導入する際は、自社にとって必要な機能が搭載されているかどうかを前もって調べた上で、まずは無料トライアル版を試してみることをおすすめします。
「リモートワーク手帳(無料)」 では、リモートワーク環境で役立つツールや改善ノウハウ、使える制度などを解説しています。仕事のオンライン化に対応するために、ぜひご活用ください。