生産性向上を支援!おすすめのリスティング広告ツール6選
インターネットが普及したことにより、ビジネスを行う際にWeb サービスを利用することが一般的になり、インターネット広告で会社のサービスや商品を宣伝できるようになりました。
以前のように広告代理店を通さなくても、Web サービスを通して広告業務を行えるようになったため、生産性の向上と経費削減につながっていますが、自社のサイトや広告が検索結果の上位に表示されるためにはツールが必要です。
インターネット広告を利用する際は、リスティング広告ツールの導入をおすすめします。
しかし、数多くのリスティング広告ツールが販売されており、自社にどのツールが適しているのかわからない方も多いでしょう。
そこで今回は、おすすめのリスティング広告ツールを紹介します。
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Contents
リスティング広告ツールとは
リスティング広告とは検索連動型広告のことで、GoogleやYahoo!などの検索エンジンの検索結果と連動して表示される広告です。
2019年に電通グループが行った日本のインターネット広告媒体費分析によると、検索連動型広告の金額はインターネット広告全体の40.2%と大きなシェアを占めています。
リスティング広告は、自社のサービスや商品に関連するキーワードを前もって広告に結びつけておいてて、そのキーワードを検索したユーザーの検索結果に広告が表示される仕組みです。
リスティング広告ツールを導入することで、ユーザーが求めている情報に関連した広告を表示させることができるので、効率の良い集客が可能です。
リスティング広告は、検索結果ページに表示される位置によって広告効果が大きく変わるので、掲載順位を上げるために入札金額やキーワードなどを調整する必要があります。
リスティング広告ツールを導入するメリット
ここでは、リスティング広告ツールを導入することで得られる具体的なメリットについて解説します。
リスティング広告の導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
広告代理店からツールに切り替えた場合のメリット
まず、広告代理店からリスティング広告ツールに切り替えた場合のメリットを見てみましょう。
・広告運用コストの削減
広告代理店に広告運用を任せた場合、基本的に約20%の運用代行手数料を上乗せしたリスティング広告費用が発生します。
リスティング広告ツールを導入すれば運用代行手数料がなくなるため、その分のコストを削減できます。
今まで運用代行手数料として支払っていたお金を広告費に使えるため、より多くの集客が見込めるでしょう。
・代理店マターの業務をカット
広告代理店に広告運用を任せた場合、毎月代理店から受け取るレポートを期日まで待たなければなりません。
リスティング広告ツールを導入すれば代理店マターの業務がなくなるため、好きな時にリスティング広告レポートを作成できます。
ツールなしの広告運用からツールを導入した場合のメリット
続いて、ツールなしで広告運用を自社で行っていた会社が、ツールを導入した場合に得られるメリットを見てみましょう。
・広告運用業務の効率化
リスティング広告を導入することで、ツールの管理画面によってYahoo!やGoogleなど複数の異なる広告媒体の予算や消化状況だけでなく、各広告の成果が一覧で表示されるので、一目で結果を確認できます。
あらゆるリスティング広告を一元管理できるので、広告運用業務をスピーディーかつ的確に行えるのが特徴です。
・簡単に広告運用を分析
各広告媒体の管理画面では、担当者が使いやすいように表示をカスタマイズできますが、広告運用の経験者は使いにくいと感じることもあるようです。
広告代理店が開発に参加することもあるリスティング広告ツールには、広告媒体の管理画面にはない機能もあるため、分析・考察レポートを作成しやすくなります。
リスティング広告ツールを導入する際の注意点
業務の効率化が見込めるリスティング広告ツールですが、導入する前に注意点を知っておく必要があります。
「広告代理店からツールに切り替えるケース」と「自社で広告を運用していた会社がツールを導入するケース」では、注意点が異なります。ツールを本格的に導入する前にぜひ覚えておきましょう。
広告代理店からツールに切り替える場合
まずは、広告代理店からツールへの切り替えを考えている場合の注意点を説明します。
・知識のある運用担当者が必要
何かと便利なリスティング広告ツールですが、今まで広告代理店に広告運用を依頼していた場合、社内にリスティング広告に詳しい人がいないかもしれません。
しかし、ツールを利用するためにはリスティング広告の知識が必要です。
基本的にシンプルな操作で運用できるツールではありますが、慣れるまでは専門的な知識がある運用担当者を確保することをおすすめします。
・ツールに慣れるまで時間がかかる
比較的簡単に利用できるリスティング広告ツールですが、操作に慣れるまで時間がかかることもあります。
使い方がわからなくなることもあるので、サポート体制が整っているかどうかも確認しておきましょう。
自社で広告を運用していた会社がツールを導入する場合
続いて、自社でツールなしで広告を運用していた会社が、リスティング広告ツールを導入する場合の注意点について説明します。
・コストが発生する
広告運用ツールの費用は各製品によっても異なりますが、初期費用または毎月の料金が発生することがほとんどです。
ただ、初月無料というツールもあるので、自社に適している製品かどうかを確認するため無料トライアルなどを試してから継続を検討することをおすすめします。
・ツールの操作方法を習得する必要がある
シンプルで使いやすいリスティング広告ツールですが、最初はツールの操作方法を習得するという課題があります。
慣れてきたらスムーズに広告業務を行うことができるので、根気よく学ぶ姿勢が大切です。
リスティング広告ツールの選定ポイント・選び方
ここからは、リスティング広告ツールの選び方について見ていきます。
各社から様々な製品が発売されているため、自社に適したリスティング広告ツールをどのように選んだらよいか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
広告媒体に対応している
リスティング広告ツールは、それぞれAPI連携に対応している広告媒体の数や種類が異なるため、多くの広告媒体を利用している場合は、それに対応できるツールが限られます。
対応していないツールを導入してしまうと無駄になってしまうため、導入する前に利用中の広告媒体に対応しているかどうか確認しましょう。
費用対効果が高い
リスティング広告ツールを選ぶ際は、費用対効果を分析する必要があります。
広告代理店からツールに切り替える場合は運用代行手数料がかからなくなるので、コストを削減できる可能性が高いでしょう。
使いやすい
自社に適したリスティング広告ツールを見つけたら、使いやすさや操作の覚えやすさを確認しましょう。
無料トライアルやお試しキャンペーンなどを利用して、まずは試してみることをおすすめします。
ツールを提供している会社が使い方の動画やマニュアルを配布していることもあるので、使用方法を確認しながら試してみて、導入するかどうかを決めるとよいでしょう。
サポート体制が整っている
リスティング広告運用ツールを初めて導入する場合は、操作方法などわからないことが多いため不安を感じるかもしれません。
ツールを導入してから様々な疑問点やトラブルが生じることもあるので、ツールを提供してる会社のサポート体制が整ってるかどうかも選定する際のポイントになります。
おすすめのリスティング広告ツール6選
ここからは、おすすめのリスティング広告ツール6選をご紹介します。
公式ホームページに初期導入費用や月額料金が掲載されてないものもあるので、その場合は直接製品を提供している会社にお問い合わせください。
サービス名 | 初期導入費 | 月額費用 | 利用者満足度 | 無料トライアル |
X-log | 10,000円〜 | 9,800円〜 | – | × |
THREe | 要問合せ | 要問合せ | – | 要問合せ |
glad cube | 50,000円〜 | 35,000円〜 | – | 要問合せ |
ASUE | 要問合せ | 要問合せ | – | 要問合せ |
TRYFUNDS WEB MARKETING | 要問合せ | 要問合せ | – | 要問合せ |
株式会社リスティングプラス | 要問合せ | 要問合せ | – | 要問合せ |
X-log
「X-log(エックスログ)」は高度なアクセス分析を行い、不正クリックを探知して、それに対処する不正クリック対策ツールです。
一般的にアクセス分析を行うツールは、ブラウザのcookieやIP アドレスを基に分析を行うので、IPアドレスが変更されたりクッキーが削除されたりした場合、正確に分析できなくなります。
「X-log」はブラウザのcookieや IP アドレスに依存しない分析を行うので、基本的に不正クリックを分析することができます。
THREe
低コストで効率良く広告を運用できるツール「THREe(スリー)」は、 専門的な知識を必要としないので基本的に誰でもスムーズに広告を運用できるリスティング広告ツールです。
AIが自動で広告を運用してくれるので、今まで広告運用に充てていた時間や手間を大幅に削減できます。
glad cube
「glad cube(グラッドキューブ)」は、実績のある運用代行会社が提供しているサービスで、ユーザーが納得のいくコンバージョンを獲得し、売上を拡大する支援を行います。
初期費用と月額料金が発生するので、自社の広告運用業務にかける予算と効果を比べた上で導入することをおすすめします。
ASUE
「ASUE(アスエ)」はリスティング広告・SNS広告の運用代行や、Webサイト制作、コンサルなど総合的なサービスを提供しています。
現状の広告運用を分析して、それに対して最適な改善案を提供し、企業の収益拡大をサポートします。
TRYFUNDS WEB MARKETING
「TRYFUNDS WEB MARKETING(トライファンズウェブマーケティング)」は、Webマーケティング代行だけでなく、Webサイトの最適化や解析、マーケティングツール導入など、デジタルマーケティングに関する戦略立案や実行支援を行います。
TRYFUNDS Technology チームと連携することで、情報をユーザーに届けるまでのフローををモニタリングして、精度が高いマーケティングを行います。
株式会社リスティングプラス
「株式会社リスティングプラス」は、インターネット広告の代行やコンテンツ制作を幅広く行っており、これまでの実績を生かして最新の広告運用を行います。
リスティング広告だけでなくFacebook、Twitter、Amazonなどの広告運用も代行しており、1,000社以上の集客支援を行っています。
まとめ
リスティング広告ツールを導入すると、コストを削減しながら自社で広告を運用できるので、時間のロスなく効率的に広告業務を行うことができます。
初めてリスティング広告を設定する方でも、ツールを提供している会社のマニュアルや動画を見ながら操作方法を学べば、専門知識がなくても利用できるでしょう。
伝えたい情報をスピーディーにユーザーに届けることで、多くの集客を見込めます。
まずは無料トライアルやお試しキャンペーンなどを利用して、操作性を確かめてから本格的に導入することをおすすめします。
リスティング広告ツールは、現在運用しているリスティング広告のAPI連携をチェックし、契約期間や費用、機能のバランスを考慮して決めるとよいでしょう。
初めて導入する場合は低コストなツールを、機械が苦手で不安な場合はサポート体制が整っているツールを選んでください。
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