企業経営を効率化しよう!おすすめのデータバックアップツール6選
パソコンが壊れた時や新しいパソコンに買い換える時は、データを復旧したり古いパソコンのデータを移行したりする必要があります。
そのためにはデータをバックアップするためのソフトが必要になりますが、あらゆる製品が発売されいるためどのツールが自社に適しているのかわからないこともあるでしょう。
そこで今回は、MacやWindowsに対応するバックアップソフトを導入するメリットや選ぶ際のポイントを解説し、おすすめのデータバックアップツール6選ご紹介します。
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Contents
データバックアップツールとは
データバックアップツールは基本的にクラウド上で保管されることが多いため、物理的な故障によるデータ消失の心配がありません。
さらに、複数の拠点に分散してデータを保管できるデータバックアップツールも提供されています。
データセンター(データ保管先)で自然災害などのトラブルが起こっても、データは分散して保管されてるため全データが消失するリスクを抑えられます。
また、クラウドツールを導入するとパソコンやタブレットなどの端末や場所を問わずデータを確認できるので、業務の効率化にもつながることから多くの企業で利用されています。
データバックアップツールを導入するメリット
ここからは、データバックアップツールを導入するメリットについて見ていきます。
今までハードディスクなど物理的な機器で管理していたデータを、クラウド上で管理することで得られるメリットを具体的に説明しますので、ぜひ参考にしてください。
簡単に導入できる
データバックアップツールはクラウドサービスなので、ハードウェアの準備や管理、保管が不要であり、簡単に導入できます。
ツールの費用は、基本的に毎月決まった金額が課金される仕組みになっています。
ストレージ容量を増減することもでき、プランにより容量無制限で使用することもできるので、事業を拡大した場合でも安心して利用できます。
どこでもアクセス可能
データバックアップツールは、インターネット環境があればどこでもアクセスできるため、業務の効率化を図れます。またデータを複数人で共有できるため、必要な時にすぐに情報をシェアすることも可能です。
テレワークが推奨される中、自宅にいてもデータを確認したり保管することができるので非常に便利です。
セキュリティ
クラウド型のツールはインターネット環境があれば利用できるためセキュリティが強化されており、安心して会社の重要なデータを保管できます。
ただし、IDとパスワードを知っている人なら誰でもアクセスできるので、IDとパスワードが外部に漏れないように気をつけなければなりません。
データバックアップツールを導入する際の注意点
データバックアップツールを利用する際はいくつか注意点があるので、導入する前に確認しておきましょう。
データ容量を確認
データバックアップツールを導入する前に、社内にあるデータの容量を把握しておく必要があります。
製品によってはストレージ容量を無制限に増やせるものもありますが、まずは保存すべきデータ容量に見合ったデータバックアップツールを選ぶようにしましょう。
動作が軽いかどうか
データのバックアップを実行した時に、動作が遅いとそれだけで業務効率が悪くなるため、バックアップをスピーディーに行えるかどうかも確認しておきましょう。
CPUやメモリ、ネットワーク帯域の使用率を確認した上でツールを導入することをおすすめします。
費用とインストール台数
データバックアップツールを導入する際は、1つのライセンスに対する費用とインストール台数も確認しておきましょう。
月額料金やパッケージの価格が安くてもインストール台数が少ないものもあるので、製品のホームページでチェックする必要があります。
データバックアップツールの選定ポイント・選び方
ここからは、データバックアップツールを選ぶ際のポイントをご紹介します。
ツールによって費用や搭載されている機能が異なるので、導入する前にポイントをしっかり押さえておきましょう。
ソフトが対応しているOS
データバックアップツールは対応しているOSが決まっているため、導入する前にOSを確認してから購入してください。
例えば、MacOS用のバックアップツールでは、WindowsOS対応のパソコンのデータのバックアップができません。
また、WindowsOS用であっても7やVistaには対応していないものもあるので、製品のホームページでOSについて細かくチェックしておく必要があります。
搭載されている機能
データバックアップツールにはバックアップ機能だけでなく、スケジューリング機能や前の状態に復元できる世代管理機能なども搭載されています。
クラウド上にデータをバックアップして保存する機能や、パソコンやタブレット端末にも対応しているマルチデバイス機能もあるので、自社で必要な機能を前もって洗い出しておきましょう。
バックアップ費用
データバックアップツールには、バックアップ機能だけが搭載された無料版と、他の機能が搭載されており高速で実行できる有料版があります。
会社が小規模で従業員が少人数であれば、その分データ量が少ないため無料版のデータバックアップツールでも十分でしょう。
しかし社員が多い会社であれば、最初から有料版のデータバックアップツールを導入することをおすすめします。
おすすめのデータバックアップツール6選
ここでは、おすすめのデータバックアップツール6選を紹介します。
製品によって初期費用がかかるものがあり、無料トライアルに対応しているものもあります。
サービス名 | 初期導入費 | 月額費用 | 利用者満足度 | 無料トライアル |
Acronis Backup | 要問合せ | 要問合せ | 4.5/5 | 要問合せ |
LB イメージバックアップ12 Pro | 4,900円〜 | 要問合せ | 4.5/5 | ○ |
Indelible 3 | 5,500円〜 | 要問合せ | 4.0/5 | 要問合せ |
AOSBOX Business | 要問合せ | 20,000円〜/年 | 3.0/5 | ○ |
おまかせクラウドバックアップ | 要問合せ | 4,000円 | 4.0/5 | ○ |
Arcserve Backup | 150,000円〜 | 要問合せ | 5.0/5 | 要問合せ |
Acronis Backup
「Acronis Backup(アクロニスバックアップ)」は、様々なタイプの会社に適しているデータバックアップツールです。
常に業務を稼働することができ、様々なシステムを保護してくれるだけでなく、コストの削減も実現してくれます。
LB イメージバックアップ12 Pro
「LB イメージバックアップ12 Pro」は、パソコンやタブレットなどのデバイスにあるハードディスクの中身を、そのまま外付けハードディスクやDVD、BDなどにバックアップできるツールです。
最新の「Windows 10」に対応しているバックアップツールが欲しい方、万一に備えてハードディスクの複製を作成したい方、Linuxなどの非Windows環境でもバックアップを実行したい方などにおすすめです。
Indelible 3
「Indelible 3(インデリブル)」はシステムの初心者はもちろん、パワーユーザーも納得のいく操作性でストレスなく使用できるMac用バックアップソフトで、最新のOS Sierraにも対応しています。
企業にとって重要なデータや写真などを間違って消してしまったり、元データが使用できなくなってしまったり、パソコンなどの端末自体を紛失してしまったりした時に役立ちます。
AOSBOX Business
「AOSBOX Business(AOSボックスビジネス)」は低コストと安全、そしてシンプルを実現したデータバックアップツールで、小規模企業でも大企業でも安心して利用できます。
会社の資産である重要なデータを紛失や災害などから守り、データを復元することもできるので、特に膨大なデータを抱えている企業にとって使い勝手の良いデータバックアップツールといえます。
おまかせクラウドバックアップ
「おまかせクラウドバックアップ」は法人向けのバックアップツールで、世界でトップクラスのセキュリティを誇るAWSクラウド上に企業の重要なデータが保存されます。
それによって、人為的なミスや災害、サイバー攻撃からデータが守られているので、安心してデータをバックアップできます。
Arcserve Backup
「Arcserve Backup(アークサーブバックアップ)」は、大容量のストレージをバックアップできるデータバックアップツールです。
バックアップ機能の他にも充実した機能や製品が用意されているので、様々なアプリケーションを利用している環境のニーズに適しています。
まとめ
パソコンやタブレットなどのデバイスに保存されているデータは、人為的なミスや自然災害、デバイスの紛失などによって失われることがあり、そうなると会社経営に大きな損害を与えます。
そうならないためには、データバックアップツールを導入して社内にあるデータを安全に保存する必要があります。
とはいえ、あらゆるツールが提供されているため、どのツールが自社に合うかわからないこともあるでしょう。
会社に合わないツールを選ばないためにも、今回ご紹介した「導入する際のポイント」をしっかり押さえた上で、本格的にデータバックアップツールを導入しましょう。
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