セミナーは、今や「ウェビナー」の時代!おすすめのウェビナーツール4選
昨今、オンライン上でセミナーや講演会を行う「ウェビナー」が増えています。新型コロナウイルス感染症対策も踏まえて需要が高まっているウェビナーですが、開催にはウェビナーツールが必須です。
本稿では、ウェビナーツールのメリットや注意点、選び方のポイントについて解説します。おすすめのウェビナーツールも4つご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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ウェビナーとは
ウェビナーとは「Web」と「セミナー」を組み合わせた造語で、オンライン上で開催されるセミナーのことです。ウェビナーへの参加は、基本的にPC・スマホなどのデバイスから、指定されたURLにアクセスして行います。
ウェビナーでは開催者側の様子が配信され、マイクやチャットを使って質疑応答もできます。このウェビナーを開催するためのサービスが、ウェビナーツールです。
ウェビナーツールを導入する3つのメリット
ここからは、ウェビナーツールを導入するメリットを3つご紹介します。
時間・場所の融通がきく
ウェビナーツールを使ってオンラインでセミナーを開催すれば、会場選びの際に参加者の交通の便を考慮する必要がありません。オフラインで行うセミナーは、場所によっては参加できない人がいますが、ウェビナー形式であればその心配はありません。
大規模な集客ができる
会議室やホールと使ったオフラインのセミナーは収容人数に限界がありますが、ウェビナーは何人でも参加できます。参加ユーザーの属性に応じた招待状を送付することもできるので、オフラインセミナーに比べて少ない労力で大規模な集客が可能です。
コストがかからない
オフラインセミナーで大きな会場を借りると料金も高額になり、当日のスタッフ人件費もかさみます。ウェビナーツールを使えばどこでもセミナーを開催できるので、集客規模が大きくなればなるほど経費削減メリットも大きくなります。
ウェビナーツールを導入する際の2つの注意点
ここからは、ウェビナーツールを導入する際の注意点について解説します。ウェビナーツールの導入を検討している方は、内容をしっかり把握しておきましょう。
環境によって配信のクオリティが変わる
ウェビナーツールは、良好な配信環境で使わなければ、映像や音声の途切れ・遅延などが発生する可能性があります。テスト配信を行ったとしても、本番でセミナーの成否を左右する問題が発生する可能性は否めません。
参加者が途中で気軽に離脱できてしまう
オフラインのセミナーと比較すると、ウェビナーツールを使用したウェビナーは、参加者が途中で離脱しやすいといえます。大人数を集客したとしても「内容がつまらなかった」「参加者側の通信環境が悪く回線が途切れた」といった理由で離脱者が多くなると、自社の製品やサービスの成約といった本来の目的を果たせない可能性があります。
ウェビナーツールを選ぶ際のポイント
ここからは、ウェビナーツールを選ぶ際に押さえておきたいポイントについて解説します。
機能で選ぶ
ウェビナーツールによって「アンケート機能」や「SNSでの配信機能」など、ウェビナーを成功に導くために利用できる機能が変わります。そのためウェビナーツールを選ぶ際は、ウェビナーを開催する目的を明確にした上で、各ウェビナーツールの機能を比較検討しましょう。
参加者側の使いやすさで選ぶ
ウェビナーツールを選ぶ際は、「参加者にとっても使いやすいツールかどうか」も重要です。ログインのしやすさや、操作方法のわかりやすさなど、ウェビナー参加のハードルが低くなるほど、多くの参加者を見込めるでしょう。
おすすめのウェビナーツール4選
ここからは、おすすめのウェビナーツールを4つご紹介します。
Zoom
Zoomはメジャーなウェビナーツールの一つで、1,000人まで視聴できるのが強みです。各デバイスから簡単にウェビナーへの開催・参加が可能で、カレンダー機能と連動させることでウェビナーの予定管理も可能です。フィルター・反応・投票機能など、ウェビナーを魅力的に演出するための機能も充実しています。
【基本】
・料金:無料
・契約可能ID数:制限なし
・1対1ミーティング最大24時間
・最大40分のグループミーティング
・1ミーティング最大100人まで参加可能
【プロ】
・料金:20,100円/年
・契約可能ID数:1~9ID
・1ミーティング最大24時間
・1ミーティング最大100人まで参加可能
・ミーティング動画をクラウド保存可能(最大1GB)
【ビジネス】
・料金:26,900円/年
・契約可能ID数:10~99ID
・1ミーティング最大24時間
・1ミーティング最大300人まで参加可能
・ミーティング動画をクラウド保存可能(最大1GB)
・管理用ダッシュボード
【ZOOM UNITEDビジネス】
・料金:47,040円/年
・契約可能ID数:50ID~
・1ミーティング最大24時間・1ミーティング最大500人まで参加可能
・ミーティング動画をクラウド保存可能(容量無制限)
・管理用ダッシュボード
・ライブウェビナー(接続上限500人)
・個別サポートカスタマイズ
wellcast
wellcastはアプリインストールが不要で、簡便な操作性が特徴のウェビナーツールです。URLを共有するだけで、ウェビナーを開催できます。ネットワークの環境に応じて映像・音声の質を自動調整する機能があるため、遅延防止につながります。
<料金体系>
【基本料金】
・5,000円/月
【従量料金】
・ルーム接続:参加者1人あたり1.99円/分
・録画:映像ありの参加者1人あたり1.99円/分
・ファイル生成:1.99円/分
・録画ストレージデータ保持:1GBあたり0.33円/日
・ダウンロード:1GBあたり19.88円
・チャット:データ保持1GBあたり1.66円/月
BizLive
BizLiveは多彩な表現の映像配信が可能な、ライブ配信・運営のためのサービスです。開催するウェビナーの特色に応じて、シーンの切り替えやテロップの挿入、映像合成などができます。独自のノウハウをもとに、会場手配や進行台本作成、当日の技術オペレーションなど、運営面のサービスも充実しています。
<料金体系>
・要問い合わせ
millviポータル
millviポータルは、コンテンツや会員を管理できる動画ポータルサイトを作成できるクラウド型のサービスで、システムに詳しくない人でも1週間ほどで導入できる手軽さが魅力です。PCがなくても、スマホがあれば利用できます。
<料金体系>
スタンダードプラン |
プロフェッショナルプラン | |
月間転送量 |
300GB |
1,000GB |
ストレージ |
500GB |
2,000GB |
初期費用 |
200,000円 |
– |
月額費用 | 100,000円 |
150,000円 |
契約期間 |
1年間~ |
– |
オプション |
有償で利用可能 |
無償で利用可能 |
まとめ
ウェビナーツールを使えば、オフラインではハードルが高かった大規模なセミナーの開催も手軽に行えます。
ウェビナーツールを選ぶ際は、自社の目的に合った機能が実装されているかどうかだけでなく、参加者にとって扱いやすいツールであるかどうかも重要なポイントです。
自社がウェビナーを開催する目的を明確にした上で、費用対効果の高い適切なツールを選びましょう。
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