リモートワーク環境にも対応できるクラウド型業務支援ツール

新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、リモートワークをはじめとした「新しい働き方」を導入している企業が増えています。

都市部だけでなく地方でもリモートワークへの切り替えが進められていますが、リモートワークの導入に伴い社内の業務システムを変えていく必要があります。

今回ご紹介する「TeamSpirit(チームスピリット)」は、勤怠管理や経費精算などの社内業務システムをひとつにまとめたクラウドサービスです。

本稿では、TeamSpiritの特徴や導入メリット、ユーザー企業からの評判について詳しく解説していきます。

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TeamSpiritとは?


「TeamSpirit(チームスピリット)」とは、「働き方改革プラットフォーム」として開発されたクラウド型の業務支援ツールです。勤怠管理などの様々な機能を利用して、通常業務の効率アップや内部統制の強化を図ることができます。

大企業や成長著しいベンチャー企業などで幅広く導入されており、マザーズに上場している約22%の企業がTeamSpiritを利用しています。

インターネット環境さえあれば外出先や自宅からすべての機能が利用できるため、リモートワークを導入している企業におすすめのサービスです。

TeamSpiritの主な機能・特徴


TeamSpiritに搭載されている主な機能は、以下の5つです。

・勤怠管理機能
・経費精算機能
・工数管理機能
・電子稟議機能
・社内SNS機能

勤怠状況をリアルタイムで管理可能

TeamSpiritの勤怠管理機能は、従業員の勤怠状況をリアルタイムで把握できます。

リモートワークを導入すると、従業員の出勤・退勤をどのように管理するかが問題になりますが、TeamSpiritは全従業員の出勤状況をダッシュボードに表示するため、勤怠管理が簡単に行えます。

固定労働時間制だけでなく、フレックスタイム制などの様々な勤務体制にも対応しているため、働き方に合わせた柔軟な運用が可能です。

勤務状況の自動集計ができるため、外部の給与計算システムと連携して業務の自動化を図ることもできます。

マルチデバイスに対応した経費精算機能

TeamSpiritはスマートフォンやタブレット端末にも対応しており、領収書を専用アプリで撮影するだけで利用履歴を登録して経費情報に入力することができます。

繁忙期は経費精算の申請が後回しになりがちですが、溜め込む前にその場で処理できるので手間のかかる事務手続きを省力化できます。

勤務時間と連動した工数管理

TeamSpiritを導入すると、勤怠管理と連動した工数管理も可能になります。

モバイルアプリからの工数登録も可能で、スライダーを操作して各タスクの作業時間を設定することができます。作業時間の合計は、1日の最大勤務時間を超えないように割り振られるため無理なスケジュールを組んで超過労働に陥る心配がありません。

管理者は従業員の工数登録をリアルタイムでチェックできるため、社内全体の業務進捗状況をひと目で把握できます。

稟議業務の迅速化

稟議業務は複数の決裁権者が関わるため工数が多くなりがちですが、TeamSpiritを利用すると承認や決裁までの業務をスムーズに行えます。

現行の決裁権限・承認プロセスをそのままシステム化できる上に、取引先なども含めた稟議の作成が可能です。

稟議を通すために各部署を回る必要がないため、稟議業務の効率化を図ることができます。

コミュニケーションを円滑にする社内専用SNS

TeamSpiritには社内専用のSNS機能が搭載されており、リモートワーク環境でも各従業員とのコミュニケーションを円滑に行えます。

TwitterやInstagramのような「いいね機能」や「共有機能」も搭載されており、業務上のやり取りだけでなく日常的な会話にも利用可能です。

業務に関する「1on1コーチング」にも使えるため、上司や教育係と二人三脚でプロジェクトを進めることができます。

TeamSpiritがもたらす3つのメリット


TeamSpiritの導入メリットは、以下の3つです。

・長時間労働の抑制が可能
・社内全体の見える化
・リモートワークに対応可能

長時間労働の抑制が可能

TeamSpiritの勤怠管理機能にはアラームが搭載されており、近年問題となっている長時間労働を抑制することができます。

勤務状況に関するレポートを自動作成する機能もあるため、データをもとに超過勤務の多い従業員や管理者と話し合って労働時間の見直しを図れます。

社内全体の見える化

TeamSpiritにはタスク管理やスケジュール管理に役立つ機能がそろっており、従業員一人ひとりの業務内容や作業実績を可視化できます。

プロジェクトの担当者や一日の作業成果がひと目でわかるため、社内全体の業務進捗状況を簡単に把握することが可能です。

リモートワークに対応可能

TeamSpiritに搭載されているすべての機能は、在宅勤務などのリモートワークでも使うことができます。

通常業務に必要なシステムが一通りそろっているため、リモートワークの導入や業務のデジタル化を進めている企業におすすめです。

TeamSpiritの評判


次は、TeamSpiritを利用している企業からの評判を紹介します。

評価されているポイント

・設定の自由度が高く、使いやすい
・外部サービスと連携しやすい

操作が簡単で、設定を柔軟に変更できる点を評価する声が多く寄せられていました。

ほかには「出勤や退勤が1クリックで完了するため、リモートワークに便利」という声も見られました。

利用する際の注意点

TeamSpiritを利用する際の注意点は、すべての機能を使いこなすのに時間がかかることです。

導入する場合は、従業員が操作に慣れるまでの期間を考慮しておくと良いでしょう。

TeamSpiritの料金プラン

プラン名 TeamSpirit TeamSpirit HR TeamSpirit Leaders TeamSpirit EX
初期費用 150,000円 250,000円 78,000円 200,000円
月額費用 従業員:600円/1人 従業員:900円/1人
人事担当者:900円/1人
従業員:600円/1人
リーダー:6,000円/1人
要問い合わせ
勤怠管理・就業管理
工数管理
経費精算
電子稟議
社内SNS
タイムレポート
大企業向け管理機能
社員情報管理
諸届ナビ
プロジェクト原価管理
シフト管理
マイナンバーエンジン 〇(オプション)

 

TeamSpiritには4つの料金プランが用意されています。

30日間の無料トライアルプランもあるため、試しに利用して操作性などをチェックしてから本格的に導入すべきか判断すると良いでしょう。

まとめ


TeamSpiritは、リモートワークにも対応可能な「働き方改革プラットフォーム」です。

社内全体の勤怠状況やプロジェクトの進捗状況を見える化して、長時間労働を抑制しながら従業員一人ひとりのタイムマネジメントが行えます。

社内SNSを利用したコミュニケーションが取れるため、リモートワーク中の従業員のメンタルケアにも役立ちます。

通常業務に必要な機能がオールインワンでまとまっているので、導入を検討している事業者は無料トライアルから始めてみてはいかがでしょうか。

「リモートワーク手帳(無料)」 では、リモートワーク環境で役立つツールや改善ノウハウ、使える制度などを解説しています。仕事のオンライン化に対応するために、ぜひご活用ください。

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