リモートワーク時代には必須!おすすめのSSO(シングルサインオン)ツール4選
最近は多くの企業でテレワークが推奨されており、クラウド型のシステムやアプリケーションを使用する方が増えています。
しかし、WEBサイトの脆弱性を狙ったサイバー攻撃やウイルスなどがあるため、アプリケーションやシステムを安心して利用できない方もいるようです。
そこで、おすすめなのがSSO(シングルサインオン)ツールです。
SSO(シングルサインオン)ツールを導入すると、1つのパスワードで複数のアプリケーションやシステムにログインでき、複雑な管理が必要なくなるのでセキュリティ強化にもつながります。
今回は、SSO(シングルサインオン)ツールを導入するメリットや、おすすめのツール4選をご紹介します。
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Contents
SSO(シングルサインオン)ツールとは
SSO(シングルサインオン)は、一度認証すれば複数のアプリケーションやWEBサービスにアクセスできるツールで、IDとパスワードを管理して入力する手間が省ける上に、セキュリティの強化も実現します。
「毎回IDとパスワードを入力するのが面倒」という方にもおすすめで、多くのクラウド型サービスを利用している場合は特に便利です。
SSO(シングルサインオン)ツールがあればパスワードやIDを覚える必要はなく、1回認証されれば他のサービスにもログインできるのが最大の特徴です。
ログイン情報が一元化されるだけでなく、ストレスなく快適にクラウドサービスを利用できるので、テレワークや出張が多い方でもいつでもどこでも安心してWEBサービスを利用でき、業務の効率化にもつながります。
SSO(シングルサインオン)ツールを導入するメリット
ここでは、SSO(シングルサインオン)ツールを導入することで得られる具体的なメリットを紹介します。
まだ導入していない方やシステムがよくわからないという方は、SSO(シングルサインオン)のメリットを把握した上で導入を検討してください。
第三者のシステムへサインイン可能
SSO(シングルサインオン)ツールはSAMLという規格を用いているため、第三者に情報を渡さなくても第三者のシステムにサインインできます。
ユーザーは1つのアカウント情報を覚えていれば、1回ログインするだけでアプリケーションやWEBサービスにアクセスできるので、何度もログインする手間を省くことができます。
それによってユーザーアカウント情報が流出しにくくなるため、安全性も向上します。
パスワード入力を省略できる
複数のアプリケーションやWEBサービスを利用していると、多くのログイン情報を覚えなければなりません。
しかし、SSO(シングルサインオン)ツールを利用すれば、パスワードなどのサインイン情報を1回入力するだけで、他のサービスも利用できます。
ヘルプデスクなどの人員やコスト削減
多くのパスワードやIDがあると忘れてしまうため、その都度ヘルプデスクに確認しなくてはなりません。
SSO(シングルサインオン)ツールを導入すれば、それらを覚える必要がなくなるので、カスタマーサポートの人件費を抑えられ、大幅な経費削減を実現できます。
パスワードの使い回しを防止
多くのクラウドサービスやWEBサービスを利用していると、パスワードを忘れないように同じものを使い回すようになります。
サイバー攻撃を受けると使い回しているパスワードが盗まれて、そこから様々な情報が流出する恐れがあるのです。
SSO(シングルサインオン)ツールを利用すれば、1つのパスワードを覚えるだけで済むのでパスワードの使い回しを防止でき、不正にアクセスされるリスクを抑えられます。
導入期間が短く低コスト
SSO(シングルサインオン)ツールは他のID統合システムと違い、アプリサイドの認証システムを調整しなくても利用できるため、導入までの期間が短く、リーズナブルな価格で運用できます。
SSO(シングルサインオン)ツールを導入する際の注意点
ここからは、SSO(シングルサインオン)ツールを導入するにあたって注意すべきこと見ていきます。
導入期間が短くリーズナブルに利用できるなどメリットが多いツールですが、導入前に注意点を把握して本格的に導入を検討しましょう。
製品や社員数によって費用が高くなることがある
SSO(シングルサインオン)ツールは初期費用や月額料金ががかかりますが、自社サーバーにインストールして利用するオンプレミス型の場合は、従業員が多ければ多いほどユーザー数が増えるため、運用費が高くなる可能性があります。
ただし、それ以外にシングルサインオンを利用できるサービスも用意されているので、導入前に製品の内容を確認しておくことをおすすめします。
認証速度の遅延
SSO(シングルサインオン)ツールは、リバースプロキシ型の場合はアクセスが集中した時に認証速度が遅くなることがあります。
しかし、他の方式であれば基本的に速度の遅延は生じないので快適に利用できます。
連携できないサービスもある
日本で提供されているクラウドサービスには独自の認証が採用されているものもあるので、SSO(シングルサインオン)ツールと連携できないものもあります。
導入する前に、自社で利用しているクラウドサービスやWEBサービスとSSO(シングルサインオン)ツールが連携できるかどうかを確認しておきましょう。
SSO(シングルサインオン)ツールの選定ポイント・選び方
多くのSSO(シングルサインオン)ツールが発売されているため、どの製品が自社に適しているかわからないこともあるでしょう。
ここでは、SSO(シングルサインオン)ツールの選び方について解説します。
セキュリティ機能が充実している
SSO(シングルサインオン)ツールは1つのパスワードで複数のWEBサービスにログインできるため、セキュリティ対策が最大の課題となります。
セキュリティが弱いとサイバー攻撃やウイルスの侵入により、クラウド上で管理している社内の重要なデータや情報が外部に漏れる可能性が高くなります。
最悪な状況にならないように、ツールのセキュリティ機能が充実しているかどうかを確認しておいてください。
サポート体制が整ってる
SSO(シングルサインオン)ツールが何らかのトラブルで停止した時のことを考えると、ツールのサービス体制が整っているかどうかは重要です。
迅速に対応してくれるかどうか、日本語に対応しているかどうかをチェックしてから導入を検討しましょう。
おすすめのSSO(シングルサインオン)ツール4選
ここでは、おすすめのSSO(シングルサインオン)ツール4選を紹介します。
ほとんどの製品が無料トライアルを用意しているので、初めて利用する方はまずは無料で試して、使いやすいツールを選びましょう。
サービス名 | 初期導入費 | 月額費用 | 利用者満足度 | 無料トライアル |
トラスト・ログインby GMO | 0円〜 | 0円〜 | 4.33/5 | ○ |
ROBOT ID | 10,000円〜 | 1,000円〜 | – | ○ |
AccessMatrix USO | 0円〜 | 300円〜 | – | ○ |
infoScoop ×x Digital Workforce | 450,000円〜 | 要問い合わせ | – | × |
トラスト・ログインby GMO
「トラスト・ログインby GMO」は最速でIDを管理するSSO(シングルサインオン)ツールで、「ID/パスワード管理」「シングルサインオン」「アクセスコントロール」「ログ/レポート機能」が搭載された、クラウド型のIDaaS(ID管理)です。
ROBOT ID
「ROBOT ID(ロボットアイディー)」は、会社で利用しているWEBサービスなどのアカウント情報を一括で管理できるSSO(シングルサインオン)ツールです。
1つのIDやパスワードで多くのアプリケーションやWEBサービスにログインできるため、その都度パスワードなどを入力する必要はありません。
セキュリティ向上や業務効率の改善につながるツールで、無料トライアルも用意されています。
AccessMatrix USO
「AccessMatrix USO(アクセスマトリックス ユーエスオー)」は、デスクトップにあるアプリなど数多くのアプリケーションに対応する代行入力型SSO(シングルサインオン)で、使用中のアプリケーションを改修することなく導入できます。
また、「ActiveDirectory」とも簡単に連携が可能です。
さらに、利用者にパスワード情報を渡さなくても利用できる「パスワード隠蔽化機能」も搭載されているので、サーバーが停止したり通信障害が起こったりしても、オフラインモードで利用できる機能があるため業務への影響は少ないでしょう。
infoScoop x Digital Workforce
「infoScoop × Digital Workforce(インフォスクープ×デジタルワークス)」は、情報ポータルとシングルサインオン/ID管理でリモートワークをスムーズに行うことができるSSO(シングルサインオン)ツールです。
クラウド・オンプレミスのハイブリッドシングルサインオン、豊富なセキュリティ機能、情報ポータル機能が搭載されており、業務効率の向上とセキュリティの強化を実現します。
まとめ
クラウドサービスが充実したことにより、インターネット環境とデバイスさえあればいつでもどこでも業務を行えるようになったため、テレワークが浸透しつつあります。
多くのアプリケーションを利用していると、ログインIDとパスワードを複数保有することになるため、忘れてしまうこともあるでしょう。
SSO(シングルサインオン)ツールを導入すれば、1つのログイン情報で複数のアプリケーションやWEBサービスにログインできるため、ストレスなく業務を行うことができます。
様々なSSO(シングルサインオン)ツールが発売されているので、社内で利用しているアプリケーションと連携できるかどうかを確認し、まずは無料トライアルで自社に合うかどうかを試すことをおすすめします。
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