顧客の離脱を防いで売上げアップ!おすすめのサイト内検索ツール6選
Webサイトのアクセス数を増やすためにコンテンツを充実させることは大切ですが、コンテンツを大量に用意するとサイト内の構造がわかりにくくなり、せっかくの情報が見つけられなくなる恐れがあります。
こうした問題を解消するには「サイト内検索ツール」の導入がおすすめです。設置が簡単で訪問者が目当ての情報を見つけやすくなることから、使用性やコンバージョン率の向上につながります。
今回は、おすすめのサイト内検索ツール6選をご紹介しますので、導入を計画している事業者は参考にしてみてください。
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Contents
サイト内検索ツールとは
サイト内検索ツールとは、Webサイト内のコンテンツからユーザーが探している情報を見つけやすくするツールのことです。
ECサイトにサイト内検索ツールを導入すれば、顧客が必要としている商品が検索しやすくなるため売上げの向上にもつながります。
サイト内検索ツールには様々な製品がありますが、それぞれ特徴が異なるため自社サイトに適したツールを導入すると良いでしょう。
サイト内検索ツールを導入するメリット
ここからは、サイト内検索ツールを導入するメリットについてご説明します。
これからサイト運営を始める事業者やマーケティングを強化したいと考えている事業者は、ぜひ参考にしてください。
到達率が向上してCVRが増加する
オンライン・ショッピングで売上げを増やすためには、ユーザーが自らの要求を満たせる商品を見つけやすくすることが大切です。
サイト内検索ツールを導入すれば、ユーザーが商品名やブランド名などを入力して商品を絞り込むことができるので、CVR(コンバージョン率)のアップが期待できます。
検索キーワードからニーズを把握できる
ユーザーが検索したキーワード履歴は、商品の仕入れやサイト改善のヒントになります。
サイト内検索で使用されたキーワードは、ユーザーが関連商品に強いニーズを持っていることを示しています。特に検索数が多いキーワードに関連する商品の取り扱いを増やしたり、特集を企画したりすることで収益向上に役立つでしょう。
サイト内検索ツールを導入する際の注意点
様々なメリットがあるサイト内検索ツールですが、やみくもに導入しても期待通りの効果が得られるわけではありません。ここからは、サイト内検索ツールを導入する際の注意点についてご説明します。
サーバー負荷の大きさ
数万点を超えるような多数の商品を登録しているECサイトでは、ユーザーがサイト内検索をするとサーバーに大きな負荷がかかります。
サーバーに負荷がかかると検索結果の表示に時間がかかり、ユーザーの離脱が起きやすくなるので、できるだけサーバー負荷が少ないツールを選ぶようにしましょう。
ECサイトに特化した機能の有無
ユーザーがサイト内での検索入力を正しく行うためには、ECサイトに特化した機能があるかどうかも重要です。
ドリルダウン(絞り込み機能)、ファセットカウント(絞り込み後の件数表示機能)、キーワードサジェスト(検索候補表示機能)、表記ゆれ修正などの機能が搭載されているとユーザーが目当ての商品を探しやすくなるので、導入検討時にはどのような機能が搭載されているか確認しましょう。
サイト内検索ツールの選定ポイント・選び方
市場には様々なサイト内検索ツールが提供されていますが、自社に適した製品を選ぶにはどのようなポイントに注目すれば良いのでしょうか。
ここからは、サイト内検索ツールの選定ポイントを解説していきます。
サーバーへの負担と検索速度
膨大な数の商品が登録されているECサイトでは、ユーザーがサイト内検索を実行するとサーバーに与える負荷が大きくなります。サーバーに過大な負荷がかかると検索速度が遅くなるため、ユーザーの離脱につながりかねません。
そのような事態を避けるために、サーバーへの負担が軽い製品を選びましょう。
検索結果に関連した情報を表示
検索ツールにはレコメンド機能があり、検索結果に基づいておすすめ商品を表示することができます。
検索結果が0件でユーザーが探している対象商品がない場合は、代替候補となる商品が表示されるのでユーザーの離脱を防ぐ効果が期待できます。
レコメンド機能の有無によって売り上げ件数に大きな差が出ることもあるので、サイト内検索ツールを選定する時はレコメンド機能が搭載されている製品を選びましょう。
おすすめのサイト内検索ツール6選
サービス名 | アシスト店長 | InfoBee | ZETA SEARCH |
---|---|---|---|
初期費用 | 10,000円~ | 50,000円~ | 要見積もり |
月額費用 | 15,000円~ | 12,600円~ | 要見積もり |
無料トライアル | – | 〇 | – |
サービス名 | Accela BizSearch ASP | i-search | Advantage Search |
---|---|---|---|
初期費用 | 要見積もり | 要見積もり | 300,000円 |
月額費用 | 要見積もり | 要見積もり | 55,000円 |
無料トライアル | – | – | – |
ここからは、おすすめのサイト内検索ツール6選を紹介します。
料金体系を非公開にしているサービスが多いため、詳しい料金プランを知りたい時はメーカー公式サイトから見積もりを依頼しましょう。
アシスト店長
「アシスト店長」の管理システムは複数のモールを一元管理できるので、業務負担の大幅な削減が可能です。
楽天市場やYahoo!ショッピング、amazonといった各モールとのAPI自動連携に対応しており、商品の受注から発送までの一連の作業を自動化することができます。
在庫管理などの業務効率化のほかにも、受注履歴や顧客データを分析して、リピーターや優良顧客を獲得するための手がかりとなる情報の収集にも役立ちます。
InfoBee(インフォビー)
「InfoBee」は、ユーザーが求めている商品が一目でわかるサイト内検索ツールです。
検索結果画面に表示されるサムネイルからリンク先のページをすべて閲覧できるため、リンクを開かなくても欲しい情報を見つけることができます。
また、無料トライアルが用意されているので、サイト内検索ツールを初めて利用する事業者は機能や操作性を確かめてから導入を検討すると良いでしょう。
ZETA SEARCH(ゼタ サーチ旧ZERO ZONE SEARCH)
「ZETA SEARCH(旧ZERO ZONE SEARCH)」は、検索データの高速処理が特徴のサイト内検索ツールです。
並列処理や大規模計算、マッチングロジックなどの技術を駆使することで、商品登録数が多いECサイトでも高速検索を実現できます。
既存のシステムに合わせたフルカスタマイズに対応しており、導入コストや改修に伴うトラブル発生リスクの削減が可能です。導入前のヒアリングや導入後のサポートにも対応しているので運用経験が浅い事業者でも安心して利用できるでしょう。
Accela BizSearch ASP(アクセラ ビズサーチ)
「Accela BizSearch ASP」は、ユーザーが求めている情報とECサイト運営者が伝えたい情報をマッチングして、コンバージョン率を上げることを目的としているサイト内検索ツールです。
「N-gram(エヌグラム)」という検索方式を採用しており、商品の特徴を表した個性的な商品名でも単語単位の部分検索で抽出できます。また、注目して欲しい商品がユーザーの目に触れるように検索結果の表示順をカスタマイズして、販売機会を増やすことも可能です。
i-search(アイサーチ)
「i-search」は、検索順位を最適化して消費者が探している商品を見つけやすくするサイト内検索ツールです。検索結果にリンク先ページのキャプチャー画像が表示されるため、ユーザーが直感的に商品ページの概要を把握できます。
解析機能も充実しており、閲覧数が多いリンク先URLや人気キーワードをランキング順に表示したり、ユーザーの時間帯や日別・月別のサイト利用状況などを確認したりすることも可能です。
多言語対応機能やサジェスト機能なども搭載されているので、運営者とユーザーの双方にとって使いやすいツールと言えるでしょう。
Advantage Search(アドバンテージ サーチ)
「Advantage Search」は、AIが検索キーワードの分析や検索結果の最適化を支援してくれるサイト内検索ツールです。
AI技術を活用したキーワードの自動登録機能や、閲覧数や売上げが多い商品を優先的に表示する検索ロジックの自動チューニング機能などが使用できます。
検索結果に表示された商品リストから価格などの比較表を生成する機能もあるので、ユーザーが比較検討を行うのに役立つでしょう。
まとめ
サイト内検索ツールの進化により、ユーザーが検索したキーワードをもとに顧客ニーズを分析して、ユーザーが求めている商品や情報を的確に提供できるようになりました。
ユーザーが望み通りの検索結果を得ることができれば、顧客満足度やコンバージョン率の向上につながるので、ECサイトの売上げアップを図ることができます。
まだサイト内検索ツールを利用していない事業者は、メーカー公式サイトから資料を取り寄せて導入に向けた検討をしてみてはいかがでしょうか。
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