「顧客対応の質」を高めて競合他社と差をつける!
今日のビジネス業界において、ライバルとの競合で差をつけていくには、「顧客対応」がカギだといわれています。
しかし実際は「顧客が多くてメールや電話、チャットなどで管理するのが難しい……」「セールスやマーケティングを効率化するにはどうすればいいの?」という課題を前にして、四苦八苦している企業もけっして少なくありません。
Excelで顧客情報や請求書作成を行うのはミスも発生しやすく、完璧に管理するのはとても難しいですよね。
このような悩みを抱えている企業には、見込み客の開拓やフォロー、そして商談から分析までを一括で管理できる営業支援システム「Zoho CRM」がおすすめです。
クラウドサービスである「Zoho CRM」は、パソコンやスマートフォンと通信環境があれば、場所を問わず利用することができます。
そこで今回は、「Zoho CRM」の特徴を深堀しながら、みなさんに魅力を伝えていきたいと思います。
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Contents
「Zoho CRM」のプラン・料金
まずはさっそく、「Zoho CRM」の気になる料金についてみていきましょう。
プラン | 無料プラン |
料金 | 0円/月/3ユーザー |
主な機能 | 顧客管理
商談管理 タスク・スケジュール管理 ドキュメント管理 分析レポート モバイルアプリ Webフォーム |
プラン | スタンダード |
料金 | 1,440円/月/1ユーザー |
主な機能 | 無料プランのすべての機能
売上予測 スコアリング グラフ&KPI 役職&権限設定 カスタム項目の追加 ZoomやSlackなどの外部サービス連携 転送データの暗号化 |
プラン | プロフェッショナル |
料金 | 2,400円/月/1ユーザー |
主な機能 | スタンダードプラン全機能
メール連携 SNS連携 見積書と請求書の作成 一括メール送信 プロセス管理(Blueprint) 在庫管理 データ登録件数無制限 Google 広告連携 |
プラン | エンタープライズ |
料金 | 4,200円/月/1ユーザー |
主な機能 | プロフェッショナルプランの全ての機能
AI(人工知能)営業アシスト 独自のタブとボタン追加 関数の高度なカスタマイズ 承認申請 レビュー申請 ユーザーポータル 項目の入力条件設定 保存されたデータの暗号化(Rest) モバイル SDK・アプリ配布 |
プラン | アルティメット |
料金 | 12,000円/月/1ユーザー |
主な機能 | エンタープライズプランの全機能
機能利用制限の拡張 ストレージ追加 BIツール「Zoho Analytics」を追加料金なしで利用可能 無料プレミアムサポート(英語対応) 30日間の無料お試し期間 |
「Zoho CRM」の8つの特徴
クラウド型営業支援システム「Zoho CRM」は、月額ゼロ円からスタートできるサービスで、4人以上の場合は有料プランであっても月額1,440円/1ユーザーから利用することができるのでとても安価なサービスです。
しかも、カスタマイズもできるため自社に合った顧客管理や商談支援システムを使用して運用することができます。
以下では、「Zoho CRM」の8つの特徴を紹介していきましょう。
1. 営業活動の効率化を支援
「Zoho CRM」は顧客データや営業活動データを一括で管理することができます。
さらにクラウド型サービスなのでオンラインでデータにアクセスできるため、複数のExcelで管理をする必要がありません。業務の効率化に貢献してくれることでしょう。
2.営業活動の分析支援
豊富なダッシュボードとレポート機能が搭載されている「Zoho CRM」は、会社の営業活動やマーケティングのデータを客観的に分析し、業務の改善を促します。
3. マーケティング支援
「Zoho CRM」は販促キャンペーンの費用対効果を測定し、どのような方法で行えばベストなのかを示唆してくれます。
4. ワークフローを効率化
ワークフローの設定やメール配信の設定を自動化し、作業の抜け漏れやミスを減らしつつ、営業に関わる細かい事務作業の負担を減らすことができます。
5. 問い合わせ対応
「Zoho CRM」は問い合わせ対応も行うことができます。そのなかでどのような課題が浮き彫りになったのかを社内で共有すれば、建設的な議論のもと、組織改善を図ることができるでしょう。
6. アクセス権限の設定
「Zoho CRM」は役割に基づいたアクセス権限を設定することができるため、大規模の組織であっても混乱を招くことはありません。
また、複数の組織階層が設定可能であるため、ユーザの役割をもとにデータレベルでアクセスを制限することができます。
7. 在庫管理の支援
商品の在庫状況や価格などのデータを統合的に管理することができる「Zoho CRM」は、見積書や請求書を発行する業務を効率化してくれます。
また、在庫データは受発注書と連動しているのでリアルタイムでデータを把握することも可能です。
8. 他社システムと連携で高い拡張性
「Zoho Mail」と連携したEメール機能や、サードパーティとのサービス連携に便利なAPI やプラグインなどのツールが提供されています。
既存のビジネスツールと連携することで、業務効率のさらなる向上を期待することができるでしょう。
「Zoho CRM」を導入する際の若干の注意点
営業支援システムとしてすぐれた機能を持つ「Zoho CRM」ですが、導入する前にぜひ一読してもらいたい若干の注意点があります。
日本語未対応の機能がある
もともと「Zoho CRM」は海外製の営業支援システム。それゆえ日本語版は翻訳に多少の違和感があったり、日本語に対応できていないテキストもあったりします。
とはいえ、「Zoho CRM」の使用に支障をきたすレベルではないのでご安心ください。慣れてしまえば、そこまで気にならないという方もいるようです。
スマートフォンの画面では見にくさを感じることも
「Zoho CRM」は2005年に誕生して以来、多くのユーザーに愛されてきましたが、人によってはユーザーインターフェイスが古いと感じることもあり、スマートフォンでは少々見にくさを覚えることもあるようです。
「Zoho CRM」を導入する際は、スマートフォンだけでなく、PCやタブレットの使用を前提に考えることをおすすめします。
まとめ
クラウド型営業支援ソフト「Zoho CRM」は、クラウド上で営業全般の業務を管理できるシステム。
見込み客の開拓やフォロー、そして分析なども一括で行ってくれるシステムなので、「Zoho CRM」をパソコンやスマートフォンに導入しておけば、営業情報などを一目で確認することができます。
複数の顧客を抱えているため「Excelでの管理が困難」「顧客対応の質が下がってしまっている」とお悩みの方には非常におすすめですよ。
気になる方は、まずはトライアル版をどうぞ!
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