セキュリティを強化して安心経営!おすすめのセキュリティ診断サービスツール6選
インターネットは仕事を行う上で欠かせませんが、外部からのサイバー攻撃やウイルスの侵入などによって、大切なデータが外部に漏れてしまうことがあります。
会社の規模が大きくなるほど取引先も従業員数も増え、経営に関する重要なデータ量も膨大になります。それらがクラウド上で管理されているとなると、サイバー攻撃にあった時に顧客や取引先からの信用を失い、大きな損害が発生するかもしれません。
そうならないためには、セキュリティを強化して大切なデータや社内情報を保護する必要があります。
そこで今回は、インターネットビジネスには欠かせないセキュリティ診断サービスツールを導入するメリットや、おすすめのツール6選をご紹介します。
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Contents
セキュリティ診断サービスツールとは
セキュリティ診断サービスツールとは、WEBサービスやアプリケーション、OSなどのプラットフォームの脆弱性を診断するサービスのことで、自動で診断を行うパターンとツールに加えて技術者が手動で診断を行うパターンがあります。
診断ツールであれば高度な技術は不要なので、操作方法がわかる人であれば簡単に使用できますが、脆弱性を見逃してしまったり誤検出してしまったりすることもあります。
一方で、ツールと技術者の手動診断の組み合わせは、より正確に脆弱性を検出できます。
セキュリティ診断サービスツールを導入するメリット
ここからは、セキュリティ診断サービスツールを導入することで得られるメリットについて解説します。
まだ導入していない方や将来起業する予定の方は、ぜひ参考にしてください。
セキュリティ対策を気軽に実行できる
インターネットを通じて業務を行うことが一般的になった現在、ほとんどの会社がセキュリティ対策を行っていますが、自社のセキュリティの脆弱性がどこにあるのかを把握するのは困難です。
セキュリティ診断ツールを導入すれば脆弱性を迅速に検出でき、それに対する対策を講じることもできます。
コストを削減できる
あらゆるビジネスツールに対してセキュリティ対策を行うとコストがかかりますが、セキュリティ診断サービスツールを導入すれば脆弱性を探知して迅速に対応策を練ることができるので、費用の削減につながります。
リスク回避で信頼を獲得できる
セキュリティ診断ツールを導入すれば、第三者の客観的な視点で社内では把握できないリスクを知ることができるので、サイバー攻撃やウイルスから重要なデータや情報を保護し、顧客の信頼を得ることができます。
セキュリティ診断サービスツールを導入する際の注意点
コスト削減やリスク回避など、メリットが多いセキュリティ診断サービスツールですが、導入する前にいくつかの注意点を知っておく必要があります。
ここからは、セキュリティ診断サービスツールを導入する際の注意点を解説するので、ぜひ参考にしてください。
100%安全とは限らない
セキュリティ診断サービスツールを導入すれば、脆弱性を探知してリスクを回避することができますが、100%安全なセキュリティ対策が約束されるわけではありません。
自社のセキュリティ対策と問題点を洗い出してから、自社にとって最適なセキュリティ体制を確立しましょう。
費用がかかる
中には無料で導入できるセキュリティ診断ツールもありますが、より高い精度で安心して利用するためには有料版をおすすめします。
初期費用や月額料金はかかりますが、より安全なセキュリティ対策が可能です。
セキュリティ診断サービスツールの選定ポイント・選び方
多くのセキュリティ診断サービスツールが発売されていますが、自社にとって最適なツールを選ぶのは難しいでしょう。
そこで、セキュリティ診断サービスツールの具体的な選び方について解説します。
診断したい項目
セキュリティ診断サービスツールを選ぶ際は、診断したい項目を診断できるかどうか確認しましょう。
脆弱性診断や機密情報・個人情報の流出、ホームページの改ざんなど、診断できる項目が揃っているかどうかをチェックすることをおすすめします。
診断方法
セキュリティ診断サービスツールには、簡単にできる自動診断と、ツールと技術者による手動診断があります。
シンプルかつスピーディーに問題を解決したい場合は自動ツールが適しており、より細かい脆弱性を探知して対処したい場合は手動診断を選ぶと良いでしょう。
運用コスト
セキュリティ診断サービスツールは、無料のものもあれば1100万円以上するサービスもあります。
まずは自社でどの範囲までセキュリティ対策を行いたいかを検討した上で予算を決めて、それに合ったプランを選択しましょう。
診断レポート
セキュリティ診断サポートツールを利用すると、システムの問題点を洗い出して診断レポートが作成され、課題を改善していくことになります。
よって、セキュリティ対策に対する専門的な知識がなくても理解できるようなレポートかどうかもツールを選ぶ上では重要です。
サポート体制
セキュリティ診断サービスツールを導入すると会社の情報システムを改善できますが、どのように脆弱性などの問題を解決したのかを確認できるようなサポート体制が整っていることも大切です。
コンサルティングを行ってくれるツールの場合はその分コストがかかりますが、安心して業務を行うことができるので、サポート体制も選定する際のポイントと言えるでしょう。
おすすめのセキュリティ診断サービスツール6選
ここからは、おすすめのウイルス対策・不正アクセス対策ツールを紹介します。
基本的に運用コストがかかるので、本格的に導入する前に自社に適した製品かどうかを見極めてから無料トライアルを利用して、導入を検討しましょう。
サービス名 | 初期導入費 | 月額費用 | 利用者満足度 | 無料トライアル |
LACクラウドWAF監視・運用サービス | 120,000円〜 | 120,000円〜 | 4.5/5 | 要問い合わせ |
Trend Micro Deep Security | 要問合せ | 要問合せ | 3.5/5 | 要問合せ |
SITE PATROL CLOUD | 要問合せ | 要問合せ | 4.0/5 | ○ |
System Answer G3 | 要問合せ | 要問合せ | – | 要問合せ |
CloudSmartGate | 0円 | 400円〜 | – | 要問合せ |
e-mining | 100,000円〜 | 160,000円~ | – | 要問合せ |
LACクラウドWAF監視・運用サービス
「LACクラウドWAF監視・運用サービス」は、アプリケーションやWEBサービスの脆弱性をついて攻撃してくるハッカーなどからシステムを防御するツールで、セキュリティの監視や運用をセットにすることで、複数のWEBサイトに対して高度なセキュリティ対策が可能です。
WEBサイトのデータの流出や改ざん、サービスの停止といったサイバー攻撃について、LACのセキュリティに関する専門家が担当します。
日々進化するウイルスや不正アクセスなどを1つの管理画面で監視しているので、複数のサイトを管理する手間が省けます。
Trend Micro Deep Security
「Trend Micro Deep Security(トレンドマイクロ ディープセキュリティー)」は広範囲におけるセキュリティ対策に対応しており、重要なデータを外部の攻撃から守るセキュリティ診断サービスツールです。
物理や仮想での脆弱性について、仮想パッチを適用してウイルスやサイバー攻撃などを防いでくれます。
SITE PATROL CLOUD
「SITE PATROL CLOUD(サイトパトロールクラウド)」は監視を必要とするWEBサーバーにHTTP、またはFTP/sFTPでアクセスして、CGIやHTMLなどのファイルが不正に変更されているかどうかをチェックします。
サイトが改ざんされている場合は、管理者へメールや電話などで通知するほか、改善されたファイルを修復して証拠を残します。
System Answer G3
「System Answer(システムアンサー) G3」は企業のシステムを監視して、リアルタイムで変動を検知し、事前に対策を提案する監視・情報管理ツールです。
長期的または短期的な変化を自動で分析するので、急激なシステム変動だけでなくサイレント障害も把握できます。
CloudSmartGate
「CloudSmartGate(クラウドスマートゲート)」はテレワークや出張などでも、ノートパソコンやタブレットなどのデバイスから気軽に社内システムを活用できるクラウド統合認証基盤で、専用アプリにログインすることで利用できる社内システムが一覧で表示されます。
また、専用のアプリケーションで管理されている複数のパスワードを一元管理できるので、1つのパスワードを入力したらその後はボタン操作だけで簡単に利用できます。
e-mining
「e-mining(イーマイニング)」は、会社の評価やクチコミなどの風評被害に対応するWEBモニタリングツールで、言語を登録しておけば自動でリスク判定を行うので、作業時間を大幅に短縮できます。
まとめ
アプリケーションやWEBサービスを利用して業務を行うことが一般的になっており、インターネット環境さえあれば業務を行える時代になりました。
テレワークや出張先でも気軽にデータを閲覧したり編集したりできるので、業務を効率的に行えますが、サイバー攻撃やウイルスによって大切なデータが流出してしまう可能性もあります。
セキュリティ診断サービスツールを導入すれば、社内にあるシステムの脆弱性を探知して改善に導いてくれるので、より高いセキュリティ対策を行うことができます。
様々なセキュリティ診断サービスツールが提供されているので、会社の予算やセキュリティ対策を行う範囲を決めてから、セキュリティ診断サービスツールの無料トライアルを利用して、本格的な導入を検討してください。
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