リモートワーク時代にはもはや必須。おすすめのリモートアクセスツール6選

働き方改革の影響もあって、社内の働き方を見直す企業が増えていますが、ネットワーク化が進んでおらず、「社内の情報を閲覧・編集したから会社に足を運ばないといけない」「提案資料の作成をしたから休日を返上して出勤している」などといった方もたくさんいます。

このような会社に足を運ぶ手間を省けるのが「リモートアクセス」のサービスです。

リモートアクセスサービスは他にも多くのメリットがあるので、ツールの選び方や注意点と合わせておすすめのリモートアクセスツールをご紹介します。

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リモートアクセスツールとは

リモートアクセスツールとは、パソコンやスマホなどの端末を利用して会社のネットワークにアクセスができ、社内の資料やレポートの確認ができるツールです。

休日に仕事の資料を作成したい場合でも会社に足を運ばずに顧客情報などの確認ができるため、業務効率を飛躍的に上昇させることができます。

リモートアクセスツールを導入するメリット

リモートアクセスツールを導入することで得られるメリットは3つあります。

・業務の効率化
・リアルタイムの情報共有
・働き方改革

上記のそれぞれの特徴について、詳しく解説をしていきますので参考にしてください。

業務の効率化

リモートアクセス最大のメリットは「業務の効率化」が出来る点です。

リモートアクセスツールはどこにいても社内の情報確認ができます。

資料を作成したい・情報確認を行いたいといったとき、場所を選ばずに確認できる点は大きな強みです。

また、リモートアクセスは他の外部サービスとの連携ができやすいのも魅力です。

業務の効率化を図れる点からも多くの企業から人気があります。

リアルタイムでの情報共有が可能

リモートアクセスツールは情報共有がリアルタイムで出来るという点がメリットです。

トラブルが起きた場合などでも、リモートアクセスを使って状況や情報をチャットや社内で使用しているシステムに入力することで、スピード感のある伝達ができます。

問題が大きくならないうちに対応ができるとともに、イベントやキャンペーンを行う場合も外出先で確認できるため、スピーディーな対応を取ることが可能です。

働き方を柔軟にできる

新型コロナウイルス感染症の影響もあり、働き方を見直す企業も増えています。

リモートワークを導入する企業が急増していますが、リモートアクセスはまさにリモートワークにおすすめのツール・システムです。

働き方を時代に合った柔軟なスタイルに変更できます。

リモートアクセスツールを導入する際の注意点

リモートアクセスツールはとても便利なツールですが、最も注意するべき点が「セキュリティ面」です。

どこでも社内の情報を確認できますが、情報の取り扱いが悪ければそのまま外部へ流れてしまう危険性があります。

特に、顧客や会社の情報が漏洩した場合は大きな問題へと繋がってしまい、取り返しのつかない状態になってしまう可能性もあるため、取り扱いには注意が必要です。

リモートアクセスツールは便利ですが、使用する際にはしっかりとしたルール作りの徹底を行い、全員がルールを守った行動がとれるようにしましょう。

リモートアクセスツールの選定ポイント・選び方

リモートアクセスツールを選ぶさいには3つの選定ポイントがあります。

・権限の付与
・課金制か定額制か
・セキュリティ

それぞれの選定ポイントについて詳しく解説をしていきますので、導入を検討している人は参考にしてください。

権限の付与

リモートアクセスツールは権限の付与が可能かどうかを確認して選ぶようにしましょう。

リモートワークを利用することで誰でも社内の情報・資料を確認できますが、使い方を間違えると悪用することも可能です。

そのため、リモートアクセスでは資料の閲覧や編集が出来る人を絞る権限設定もできます。

権限設定があると他の場所に漏れてしまった場合でもパスワードがわからないため、閲覧されるという心配がありません。

権限付与設定ができるシステムを利用するのが好ましいです。

コスト面

リモートアクセスツールではコスト面も意識するのが大切です。

定額制のところもあれば使った分だけの課金制というように、リモートアクセスツールは提供しているサービスごとに料金のかかり具合が変わります。

課金制の場合は外出先で何度も開いてしまうと高額になってしまうことがあるため、上手く利用する必要があります。

コストが高すぎるリモートアクセスだと経営の負担になってしまうので、無理のない範囲のシステムを選びます。

セキュリティの高さ

リモートアクセスツールの選び方では「セキュリティの高さ」が重要です。

セキュリティが脆弱だと、万が一情報が漏れた際にパスワードも乗り越えられる可能性もあります。

導入を検討している場合は、セキュリティをしっかりと確認しましょう。

おすすめのリモートアクセスツール6選

次は、多くの企業が利用しているおすすめリモートアクセスツールを6選ご紹介します。

料金プランは利用する企業の規模やユーザー数によって変わる場合が多いので、問合せを行って見積もりを出してもらうようにしてください。

初期導入費 月額費用 利用者満足度 無料トライアル
TeamViewer 5,000円~ 4.7/5
ウイルスバスター

ビジネス

セキュリティ

要相談 要相談 3/5
magicconnect 5,000円 12,000円(年額) 4/5
Zoho Assist 1,000円 4/5
FortiClient EMS 3/5
Splashtop for

CACHATTO

クラウドパック

270,000円(年額) 4/5

TeamViewer

TeamViewerは世界各国で毎日ダウンロードされている、人気のリモートアクセスツールです。

スマホやPC・タブレットといった端末を問わずに使用することができ、監視と修理もできます。

さらに、カスタマーサポートのサービスも充実しており、トラブルが起きても画面を共有しながら迅速に問題解決を行ってくれるため安心して利用可能です。

人気のCRM/SFAシステムの「セールスフォース」と連携できる点も魅力です。

ウイルスバスタービジネスセキュリティ

ウイルスバスタービジネスセキュリティは、IT人員不足を前提に設計されたセキュリティソフトです。

ウイルスに強いセキュリティ事業会社が開発していることもあって、ハイスペックなセキュリティの元でリモートアクセスができます。

機密データをしっかりと守りながら会社の情報を閲覧できるため、セキュリティ面を重視したいと考えている人におすすめです。

magicconnect


magicconnectは働き方改革の影響を受けて利用する人が増えています。

USB型の認証や端末認証型・モバイル認証など様々な認証スタイルを選ぶことが可能です。

USB型認証は専用USBを自宅のパソコンに差すことで会社にあるパソコンと繋がり、デスクトップ画面を操作できます。

パソコンで繋がることでより繊細な作業を行えるため、資料作成などを行いたい人におすすめです。

Zoho Assist

Zoho Assistは多くのリモートアクセスの中でも、無料で始められるといった点で人気があります。

Zoho Assistは遠隔操作を行うリモートデスクトップタイプで、会社のパソコンをスマホで起動させて使用できるサービスです。

単純にリモートアクセス機能が使えるだけでなく、トラブルが起きてもカスタマーサポートがリモートコンピュータに接続をして短時間でトラブルシューティングを行ってくれます。

サポートサービスが充実している点からも好評です。

FortiClient EMS

FortiClientとは、Fortinet社が提供しているアプリで、テレワークの環境作りができるリモートアクセスツールです。

モバイル端末と社内をVPNで接続を行って、社内の情報をスマホやタブレットに引き出せますが、VPN暗号化で、何も知らない第三者が閲覧をすることはできないので安心です。

リモートデスクトップタイプになるため、スマホやタブレットで会社のパソコンを遠隔操作をするツールだとイメージするとわかりやすいでしょう。

Splashtop for CACHATTOクラウドパック


Splashtop for CACHATTOクラウドパックは、テレワークを導入している企業で利用されているサービスです。

パソコンでシステムに入ると二次元コードが表示されるので、それを事前に登録したスマホで読み取ると、社内のネットワークにアクセスできます。

登録した専用端末で二次元コードを読み取る必要があるため、セキュリティ面も安心です。

ハイパフォーマンス設定でスマホでも高速表示されるので、ストレスなく利用できます。

まとめ

リモートアクセスツールはこれからの働き方に影響を与える注目のシステムです。

リモートワークにも対応しており、場所を問わず仕事の情報を確認できるなど業務効率を促せるので、ぜひ導入を検討してみてください。

「リモートワーク手帳(無料)」 では、リモートワーク環境で役立つツールや改善ノウハウ、使える制度などを解説しています。仕事のオンライン化に対応するために、ぜひご活用ください。

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