請求書支払業務を電子化するクラウド型電子帳票システム
働き方改革の影響もあり、最近は多くの企業が会社の業務フローを見直しています。
コスト削減や様々なバックオフィス業務の効率アップを実現するため、クラウド型の業務支援ツールを導入している企業が増えています。
数あるクラウド型業務支援ツールの中でも注目を集めているのが、請求書支払業務をデジタル化する電子帳票システム「Concur Invoice(コンカーインボイス)」です。
今回は、Concur Invoiceの特徴や料金プランなどを詳しく解説しますので、導入を検討中の事業者は参考にしてみてください。
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Contents
Concur Invoiceとは?
Concur Invoiceは、株式会社コンカーが提供しているクラウド型電子帳票システムです。請求書は内容に誤りがあると清算できないため、金額や支払期日、支払い方法などのチェックに手間がかかり、会計担当者の大きな負担になっています。
Concur Invoiceを導入すると請求書の入力や承認フローがスムーズに進められるため、請求書支払業務を省力化することができます。
株式会社コンカーとは?
「どんなに便利なサービスだとしても、運営企業のことがわからないと安心して利用できない」という事業者も多いでしょう。
Concur Invoiceを運営している株式会社コンカーは、東京都中央区に本社があるソフトウェア開発企業です。
2010年の設立以来、出張・経費管理などのクラウド型業務支援ツールを展開しており、世界150か国で46,000社が利用しています。継続利用率は99%を超えており、多くの企業から信頼を集めているデベロッパー(開発業者)だと言えるでしょう。
Concur Invoiceの特徴
日本国内では1,100社以上が利用している「Concur Invoice」。ここからは、Concur Invoiceが持つ4つの特徴について解説していきます。
請求書支払業務の電子化
Concur Invoiceの主な機能が「請求書支払業務の電子化」です。
請求書は紙媒体で発行している企業が多いため、内容を確認してExcelなどの作業シートに入力するのに手間と時間がかかります。
Concur Invoiceは紙媒体の請求書を電子化できるため、請求書の内容をパソコンで入力し直す必要がありません。
PDFデータで発行されたデジタル請求書の受領にも対応しており、請求書支払業務のペーパーレス化と入力自動化を実現できます。
操作がシンプル
Concur Invoiceが多くの企業に支持されているポイントのひとつに、「UI(ユーザー・インターフェース)がシンプルで操作しやすいこと」が挙げられます。
Concur Invoiceは、グッドデザイン賞に操作性を評価されたこともあり、画面を見ただけで次に何をすればよいかがわかる直感的な操作が可能です。
ユーザビリティ(使いやすさ)に配慮して作られているので、あまりパソコンに詳しくない人でも扱いやすいシステムといえるでしょう。
申請・支払い状況を統計レポート化
Concur Invoiceは請求書作成後の業務フローを柔軟に設定できるだけでなく、申請・支払い状況を統計レポート化して確認することができます。
統計レポートは、利益を確保するために支出を削減したい時や、詳細な分析を行って経営状況などを判断するのに役立つでしょう。
万全のセキュリティ体制
Concur Invoiceは万全のセキュリティ体制が整っているので、安心して利用できます。
ISO 27001(情報セキュリティ試算の管理体制に関する国際規格)や、PCI DSS(カード情報の適切な管理を証明する国際統一基準認証)などの国際規格に準拠しており、専門チームが常に最新のセキュリティ対策を実施しているため、大切な情報が盗まれる心配はありません。
Concur Invoiceの導入をおすすめしたい企業
Concur Invoiceの導入をおすすめする企業は、以下の3タイプです。
業務のデジタル化を推進したい企業
Concur Invoiceは業務のデジタル化推進を検討している企業におすすめです。近年ではクラウド型のバックオフィス支援ツールが多数登場しており、様々なシステムと組み合わせることで業務の負担やコスト削減を実現できます。
Concur Invoiceは請求書支払業務をペーパーレス化して、申請データの承認や保管をクラウド上で行えるため、業務のデジタル化を推進している企業にぴったりです。
会計業務の効率化を図りたい企業
Concur Invoiceは会計業務の効率化を図りたい企業にもおすすめです。請求書支払業務は誤りがないようにチェックしながら承認フローを回す必要があるため、記載内容の確認に労力と時間がかかります
Concur Invoiceには発注書と請求書の内容を照合する機能が搭載されているので、確認作業の省力化と時間コストの削減が可能です。
また、取引先や予算課目に合わせて承認フローをカスタマイズできるだけでなく、外出先からモバイル端末で承認作業を行うことができるため、会計業務の効率化をサポートしてくれるでしょう。
支出状況などの分析を行いたい企業
Concur Invoiceを導入すると、支出状況を可視化する各種レポート機能が利用できます。レポートは日次で自動的に作成されるため、リアルタイムで支出状況の確認が可能です。
分析レポート作成の支援サービスも提供されているので、支出状況を分析して経営判断に役立てたいと考えている企業におすすめします。
Concur Invoiceの料金プラン
初期費用 | 月額費用 | 資料請求 | 無料相談(チャット) |
---|---|---|---|
要問合せ | 要問合せ | 〇 | 〇 |
Concur Invoiceは料金プランが非公開のため、公式サイトから見積りを依頼する必要があります。
資料請求や導入に向けた相談は無料で対応してもらえるので、Concur Invoiceに興味がある事業者は積極的に問い合わせてみましょう。
まとめ
Concur Invoiceは、請求書支払業務を電子化できるクラウド型電子帳票システムです。業務のペーパーレス化により迅速な承認作業が行えるだけでなく、経営判断に役立つ分析レポートも利用できます。
業務の省力化やコスト削減を図りたい事業者は、多くの魅力的な機能を備えたConcur Invoiceの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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(編集:創業手帳編集部)