Webサイトの作成・運営をカンタンに!おすすめのCMSツール6選
デジタルマーケティングを行うにあたって、不可欠なものの一つがWebサイトです。CMSは、Webサイトを作成する際に使われるツールです。
今回はCMSのメリット・デメリットや、選ぶ際のポイントについて解説します。おすすめのCMSも6つピックアップしましたので、ぜひ参考にしてください。
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Contents
CMSツールとは
CMSとは「Contents Management System」の略称で、Webサイトに掲載する画像・テキスト・デザインなどの情報を管理・保存するためのシステムです。一般的にCMSを用いないWebサイトは、JavaScriptなどのサーバサイド言語に加え、HTML・CSSなどのフロントサイドのプログラミング言語を用いて1ページずつ作成します。
CMSを使えば、データベースに保存されているデザインテンプレートや画像などを、簡単な操作でWebサイトに反映できます。
CMSツールを導入する2つのメリット
CMSツールを導入する主なメリットは、2つあります。それぞれについて見ていきましょう。
Webサイトの作成・更新を手軽に行える
前述のとおり、従来のWebサイトはプログラミング言語を用いて、1ページずつ作成されていました。しかしCMSを導入すれば、プログラミングに関する知識があまりない方でも、Webページのデザインやレイアウトの作成、コンテンツの更新作業などを簡単に行えます。
企業がCMSを導入すれば、Webサイト運営業務の属人化の防ぎつつ、教育コストの削減にもつながるでしょう。
SEO効果が出やすい
CMSで作成されたWebサイトのソースコードは、検索エンジン側から高く評価される傾向があります。そのため、Webサイトを検索結果で上位表示させ、見込み客の流入増を図るSEOと相性がよいといえるでしょう。
Webサイトはコンテンツの質によっても評価が変わるので、専門的なスキルがなくてもSEO対策を施しやすいCMSは、多くの企業の助けとなるでしょう。
CMSツールを導入する際の注意点
WordPressに代表されるようなオープンソース型のCMSは、その名のとおりソースコードが公開されているのが特徴です。そのためプラグインの数が豊富なのですが、システムの脆弱性が露見しやすく、サイバー攻撃を受けるリスクが大きいのが難点です。
コーポレートサイトなどがサイバー攻撃を受ければ、内部情報の流出やコンテンツ改ざんなどが発生する恐れがあるため、十分注意しなければなりません。
セキュリティに関する知識がない場合は、最初から高度なセキュリティ対策が施されたクラウド型のCMSを導入するのがおすすめです。
CMSツールの種類ごとの選定ポイント
CMSは、「オープンソース型」「クラウド型」「パッケージ型」に分けられます。前述のとおり、オープンソース型はプログラムのソースが一般公開されているためライセンス料がかからず、比較的安価で導入できます。しかし前述の脆弱性に加え、大規模なWebサイトには対応できないことがあるため注意が必要です。
クラウド型CMSは、サービスを提供している企業が管理しているサーバやシステムに保管したデータを使用するタイプのCMSです。インターネット環境とブラウザがあれば使用でき、テンプレートなども豊富に用意されています。セキュリティ対策も運営企業側が行ってくれるため、自社のリソースを割く必要はありません。
パッケージ型CMSは、提供企業が独自開発したCMSのライセンスを購入し、自社のサーバにインストールして使用するタイプのCMSです。企業での使用を前提とした管理機能などが備わっており、提供企業側のサポートも受けられる点がメリットです。しかし、ライセンス費用などでコストが膨らみやすい点がネックです。
CMSを選ぶ際は、それぞれのタイプのメリット・デメリットを比較検討し、自社にとって費用対効果の高いものを選ぶようにしましょう。
おすすめのCMSツール6選
ここからは、おすすめのCMSツールを6つご紹介します。
WordPress
WordPressは、最もメジャーなオープンソース型CMSの一つです。数多くのデベロッパーによって、さまざまなカスタムプラグインやテンプレートが開発されています。連携できる外部ツールも豊富で、検索エンジンからの流入を図るSEO対策との相性もよいです。ただし、オープンソースゆえのセキュリティ面の脆弱性には注意が必要です。
<料金体系>
コース | パーソナル | プレミアム | ビジネス | eコマース |
料金 | 500円/月 | 900円/月 | 2,900円/月 | 5,220円/月 |
※無料プランあり
BASE
BASEは、ECサイトの作成するための機能が搭載されたCMSで、気に入ったテーマを選んでカスタマイズするだけで、さまざまなカテゴリのネットショップを作れます。カード・銀行振込・コンビニ払いなど決済手段も豊富で、700万人のユーザーが利用している専用アプリに出品が可能です。
<料金体系>
・無料
WIX
WIXは基本無料で利用できるCMSで、作成者のスキルに応じたサービスを選べます。自動でページを作成できる初心者向けの「Wix ADI」や、デザインを自由に編集できる「Wix エディタ」、コーディングから行える「Velo」などがあります。有料のプレミアムプランもあり、独自ドメインの設定や広告の削除、動画のアップロードをはじめ、さまざまな拡張機能が利用できるようになります。
<料金体系>
【ホームページプラン】
コース | VIP | アドバンス | ベーシック | ドメイン接続 |
料金 | 2,500円/月 | 1,300円/月 | 900円/月 | 500円/月 |
【ビジネス&Eコマースプラン】
コース | ビジネス | ビジネスプラス | ビジネスVIP |
料金 | 1,800円/月 | 2,600円/月 | 3,800円/月 |
Jimdo
Jimdoは、質問に答えるだけでAIが自動でホームページを作成してくれるCMSで、無料で利用できます。ホームページの雰囲気やテーマカラーを選ぶだけで本格的なWebページを作成できる上に、各種ソーシャルメディアとの連携機能もあります。有料プランは、独自ドメインを使用でき作成可能ページ数が増える「ジンドゥー AI ビルダー」と、本格的なWebサイトを作れる「ジンドゥー クリエイター」です。
<料金体系>
【ジンドゥー AI ビルダー】
コース | START | GROW |
料金 | 990円/月 | 1,590円/月 |
【ジンドゥー クリエイター】
コース | PRO | BUSINESS | SEO PLUS | PLATIUM |
料金 | 965円/月 | 2,460円/月 | 4,110円/月 | 5,190円/月 |
ペライチ
ペライチは、デザインを選んで、文章や画像などのコンテンツを用意するだけでWebページが作れるCMSです。ITに疎い人でも扱いやすい簡便な操作性で、オンライン決済やネット予約管理システムなども利用できるため、通販ビジネスを行いたい企業にも向いています。
基本的な機能を体験できる無料プランの他に、独自ドメインやお問い合わせフォーム機能などを利用できる「ライトプラン」、独自HTML要素の差し込みなどの機能が追加された「レギュラープラン」、ネットビジネス用の機能がそろった「ビジネスプラン」などの有料プランがあります。
<料金体系(税込)>
コース | ライトプラン | レギュラープラン | ビジネスプラン |
料金 | 1,078円/月 | 2,178円/月 | 3,278円/月 |
Stores.jp
Stores.jpは、本格的なネットショップを簡単に開設できるプラットフォームです。フリープランは無料で利用でき、PCだけでなくスマートフォンからでもネットショップをデザインできます。各種SNS連携や予約販売、顧客管理機能などがそろっているため、ネットショップをこれから始める方でも扱いやすいでしょう。
有料プランの「スタンダードプラン」ではアクセス解析やサービスロゴの非表示、代引き支払いなど、フリープランにはない機能を利用できます。
<料金体系>
コース | ライトプラン | レギュラープラン |
料金 | 無料 | 1,980円/月 |
決済手数料 | 5% | 3.6% |
まとめ
CMSを導入すると、プログラミングの知識がない人でもWebページの作成や更新ができる上に、SEO対策にもなります。オープンソース型は安価だがセキュリティが脆弱、パッケージ型は機能が豊富だが高コストなど、それぞれにメリット・デメリットがあります。
CMSを選ぶ際はそれぞれの特徴を比較検討し、自社の事業規模やニーズに応じて、コストパフォーマンスの高いCMSを選ぶようにしましょう。
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