企業経営の効率化をしよう。おすすめのクラウドサーバーツール5選

ECサイトやWebメディアの構築を行う場合は、クラウドサーバーを利用する必要がありますが「どこのサーバーがいいか分からない」「コストパフォーマンスに優れたサーバーを選びたい」といった企業も多いのではないでしょうか。

クラウドサーバーはオンプレミス環境とは違ってどのようなメリットがあるのか、注意点や選び方を含め、おすすめのクラウドサーバーをご紹介します。

起業家に有益な情報を徹底してお届けする「創業手帳」から、日本初のリモートワーク導入・改善のためのガイドブック 「リモートワーク手帳(無料)」 が創刊されました!リモートワーク環境での課題を解決に導いてくれる有益な情報を無料でご確認いただけます。あわせてご活用ください。

リモートワーク手帳

クラウドサーバーツールとは


クラウドサーバーは雲(Cloud)から来ている言葉で、インターネット上の「クラウド環境」に作られているサーバーです。

インターネットの接続を使い、様々なサービスがネットワークを通じて利用できるような環境を作るのが「クラウド環境」になります。

レンタルサーバーと間違えられることも多いのですが、レンタルサーバーは一つのサーバーを共有して皆で利用するサーバーです。

一方、クラウドサーバーはクラウド環境を元に専用の個別サーバーを構築するため、他の人の影響を受けません

クラウドサーバーツールを導入するメリット

  • 運用の負担が起きにくい
  • 初期導入コストが抑えられる
  • 拡張ができやすい

上記の3つが、クラウドサーバーを導入するメリットです。

それぞれのメリットについて解説をしていきますので、導入を検討している人は参考にしてください。

運用に負担が起きにくい

クラウドサーバー最大のメリットとして挙げられるのが、レンタルサーバーとは異なり、もし問題が起きても運用に負担がかかりにくいという点です。

というのも、レンタルサーバーの場合は共用サーバーでもあるため、他の人が利用しているWebメディアに大きく負荷がかかると、別の人にも影響し、最悪の場合はサーバーが落ちてしまう可能性もあります。

しかし、クラウドサーバーの場合は他の人の負荷などは関係ないため、安定した運用が行えます。

初期導入コストが抑えられやすい

多くのクラウドサーバーは、利用した分に応じて料金が発生する「月額従量課金制」が採用されている場合が多いです。

月額従量課金制は、初期費用だけで始められるところも少なくありません。

導入のしやすさも、クラウドサーバーの大きなメリットとして挙げられます。

拡張ができやすい

さらに、クラウドサーバーでは、サーバーの台数を増やしたい・スペックを変えたいと考えている場合、自由に拡張できやすいという点もメリットです。

オンプレミス型であると、スペックやサーバー台数に変更がある場合、時間がかかることも多いです。

スムーズに拡張ができて、対応しやすいというのも魅力として挙げられます。

クラウドサーバーツールを導入する際の注意点


多くのメリットがある「クラウドサーバー」ですが、気を付けていただきたいのが「トラブルに弱い」という点です。

というのも、クラウドサーバーは管理会社にセキュリティや対策やトラブル時の対応を任せるような形になるため、自力で修復することができません。

プロプログラマーがいない環境であればメリットに感じますが、トラブルが起きた場合、自力で修復できないことからスピード感のある解決ができにくいです。

クラウドサーバーツールの選定ポイント・選び方

  • 料金プラン
  • サポート体制
  • 対応OS・デバイス

クラウドサーバーツールの選び方では、上記の3つが選定ポイントとして挙げられます。

それぞれの選定ポイントについて解説をしますので、メリットや注意点と合わせて参考にしてください。

利用料金

クラウドサーバーはメリットとして月額従量課金制であると解説をしましたが、月額従量課金制であるがゆえに利用量が多いと必然的に利用料金が高くなります

そのため、一時的に予期せぬ負荷がかかった場合、高額の料金になってしまう場合も多いです。

継続して利用できる範囲のサーバーを選ぶようにしましょう。

サポート体制

初めてクラウドサーバーを導入する場合、サポート体制はしっかり確認するようにしましょう。

注意点として挙げましたが、トラブルが起きてしまった場合、サーバーのサポートに委ねるような形になります。

サポート体制が良くないと対応が遅くなってしまう傾向があるため、サポート体制もなるべく重要視してください。

対応OS・デバイス

さらに、クラウドサーバーを選ぶ際には、対応OS・デバイスを確認するのがおすすめです。

主に、Linux系OSやWindows系OSに対応したクラウドサーバーが多いのですが、中にはどちらかが対応していない場合があります。

OSが対応していないとサービスやアプリの利用ができない可能性もあるため、できるだけ確認をしておくようにしましょう。

おすすめのクラウドサーバーツール5選

次は、多くの企業から選ばれている、おすすめのクラウドサーバーを5選ご紹介します。

メリットや注意点・選び方と合わせて参考にしてください。

サービス名

初期導入費 月額費用 利用者満足度 無料トライアル
XSERVER 要問合せ 27,000円~ 4.65/5
WADAX 0円 27,500円〜 4.5/5 ×
iCLUSTA+ 0円 934円~ 4.0/5 ×
WebARENA 5,280円~ 4.0/5
フルマネージドクラウド 要問合せ 要問合せ

XSERVER

XSERVERは、レンタルサーバーの中でも特に有名なサービスで、法人向けも行っています。

クラウドサーバーを選ぶさいには、法人向けレンタルサーバーの料金プランにある、共有サーバーではなく専用サーバーを選ぶようにしましょう。

手厚いサポート体制が付いているだけでなく、利用している人が多いので使い方を紹介している記事がネット上も多く挙がっています。

紹介記事を参考にすることで、自分自身で内部のカスタマイズが行いやすいです。

ネットワークの脆弱性を定期診断できる「セコムセキュリティ診断」も付いているため、セキュリティ面に注意を払いながら使用することが可能です。

WADAX

WADAXは、IPS&DDoSやウイルス/マルウェア対策がしっかりとしているクラウドサーバーです。

長年の実績と運用に基づいたセキュリティが施されているため、安心安全な運用ができる点が魅力です。

コントロールパネルがシンプルなデザインなので、IT知識がない人でも使いやすく、データ移行も簡単に行えます。

iCLUSTA+

iCLUSTA+は、中小企業や病院、不動産や介護施設など、幅広い企業から利用されているクラウドサーバーです。

25年の運用実績を持ち、複数のホームページを一括で管理しやすいです。

次世代の通信プロトコル「HTTP/2」に対応しており、ホームページの高速表示も可能になっています。

ネットショップの構築ができやすく、多くの企業から人気があります。

WebARENA

WebARENAは、20年以上の運営実績をもつサーバーで、スペックに合わせて料金プランが選べるという点でも人気があります。

サーバーの利用料金だと、FAQと故障連絡がメールとWebからの連絡になりますが、有料のオプションを付けることで不具合における原因切り分けのアドバイスを受けることが可能です。

知識がない人でも利用しやすいというのも魅力でしょう。

フルマネージドクラウド

フルマネージドクラウドは、クラウドサーバーに特化しており、クラウドの構築や移行・運用・監視まで充実している統合型サービスになります。

サーバ監視や運用保守などのノウハウが無くても利用しやすく、急激にアクセスが増えた場合でも対処ができやすいです。

専任エンジニアが万が一の障害発生時には、検知から復旧まで対応してくれる、充実したサポート体制も特徴です。

まとめ

クラウドサーバーは、サポート体制やセキュリティが高いサーバーを選びましょう

おすすめのクラウドサーバーは、どこも長年運用しているしっかりとした実績を持ち、安心して利用できるので多くの企業におすすめです。

安定したWebメディア運用を考えている人は、ぜひクラウドサーバーの導入を検討してみてください。

「リモートワーク手帳(無料)」 では、リモートワーク環境で役立つツールや改善ノウハウ、使える制度などを解説しています。仕事のオンライン化に対応するために、ぜひご活用ください。

リモートワーク手帳