会計業務の効率化を図れるクラウド型会計サービスが登場

多くの企業・個人事業主が会計業務で会計ソフトを利用していますが、会計・経理知識がないと時間がかかるため、大変な思いをしたことがある人もいるのではないでしょうか。

特に手入力が必要な場合は多くの時間がかかる上に、税理士・会計士に相談する際は保存やバックアップを行って、メールでやり取りを行う必要があるため煩雑です。

このように何かと手間がかかる会計業務ですが、会計業務の効率化を図ることができるクラウド型会計サービス「Zoho Books」が登場し、注目を浴びています。

ここでは、ゾーホージャパン株式会社が提供するクラウド型会計サービス「Zoho Books」の魅力や特徴を紹介します。

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Zoho Booksとは?

「Zoho Books(ゾーホーブックス)」はあまり知られていませんが、ゾーホージャパン株式会社が提供しているクラウド型会計業務サービスです。

「Books」という言葉から「本」をイメージするかもしれませんが、Zoho Booksの「Books」は「帳簿」という意味です。

外部ツールと連携できる会計サービスで、クラウド上で作業ができるため働き方改革のニーズに合ったサービスといえます。

パソコンはもちろんのこと、スマホやタブレットにも対応しているため、いつでもどこでもスピーディーに会計業務を行うことが可能です。

ゾーホージャパン株式会社とは?

「Zoho Books」のクラウド型会計サービスは大変便利ですが、「ゾーホージャパン株式会社」を知らないため、導入に不安を覚える人もいるかもしれません。

「Zoho Books」を提供している「ゾーホージャパン株式会社」は2001年に創業し、神奈川県横浜市西区に日本支社を構えています。

大本の「Zoho(ゾーホー)」はアメリカのカリフォルニアに本社があり、オンラインアプリケーションサービスを提供している企業です。

ゾーホージャパン株式会社は世界中にグループ企業があり、「Zoho Books」は世界中で利用されているクラウド型会計サービスなので、グローバル展開している企業に強いサービスといえるでしょう。

 

Zoho Booksの4つの特徴

世界各国で利用されている「Zoho Books」以外にもクラウド型会計サービスはありますが、「Zoho Books」には大きな特徴が4つあります。

経理の管理ができる

ゾーホージャパン株式会社の「Zoho Books」はクラウド上でデータベースの確認ができるため、リアルタイムで経理業務のチェックが可能です。

収入や支出をすぐに記録できるため、リアルタイムで経営状況を確認できます。この点は、特に経営者に支持されるポイントといえるでしょう。

例えば支出のチェックでは、具体的にどの経費が負担になっているのか確認できるため、それを改善するよう指示できます。

請求書を発行できるだけでなく、経理業務や財務状況も管理できるため、会社全体の状況を的確に把握することが可能です。

随時会計レポートをチェックできる

「Zoho Books」は、単に収入や支出を記録・管理できるサービスではありません。

「Zoho Books」では重要な財務資料である「損益計算書」や「貸借対照表」を作成できる上に、キャッシュ・フロー計算書の作成・グラフ化もできます。

会計レポートは財務分析に役立ち、データベースに基づいて将来の経営戦略を練ることが可能です。

リアルタイムの情報を反映した会計レポートを確認できるため、常に最新の状況を把握することができます。

口座やクレジットカードと連携

ゾーホージャパン株式会社の「Zoho Books」は、銀行口座やクレジットカードと連携することもできます。

会社の銀行口座やクレジットカードと連携させることで、こちらもリアルタイムで収入や支出を記録できます。

銀行口座やクレジットカードの明細と帳簿の照合が簡単にできるため、より正確な会計処理ができるのです。

複数の通貨に対応

クラウド型会計サービスはたくさんありますが、ゾーホージャパン株式会社「Zoho Books」の最大の特徴といっても過言ではないのが「複数の通貨に対応している」ことです。

多くのクラウド型会計サービスは日本市場をメインターゲットにしているため、海外通貨に対応していないものがほとんどです。

「Zoho Books」はグローバル企業が提供していることもあって海外通貨に対応しており、外貨ベースの請求書や経費を記録したり、為替レートを設定することで基準通貨に換算したりすることもできます。

この点からも、グローバル展開している企業に強いクラウド型会計サービスといえるのではないでしょうか。

 

ゾーホージャパン株式会社「Zoho Books」の4つのメリット

「Zoho Books」は多くの特徴があるクラウド型会計サービスですが、利用すると以下の4つのメリットを享受できます。

シーンを問わずビジネス分析レポートを作成できる

ゾーホージャパン株式会社「Zoho Books」はスマホやタブレットにも対応しているため、社内だけでなく外出先でもビジネス分析レポートを作成できます。

外出先では気分がリフレッシュされるためか、新しいアイデアが浮かぶことも少なくありません。

時と場所を選ばず利用できることからも、利便性に優れたクラウド型会計サービスといえます。

リアルタイムで在庫の管理・把握ができる

リアルタイムで在庫の管理・把握ができることも「Zoho Books」のメリットの一つです。

「Zoho Books」には会計機能だけでなく在庫管理機能もあるため、例えば外出先でも売れ筋商品の在庫状況や管理ができます。

ECサイトを運営している人には、特に役立つ機能といえるでしょう。

あらゆる業界に対応している

ゾーホージャパン株式会社「Zoho Books」は、あらゆる業界に対応したレポートや帳簿を作成できるサービスです。

WEBデザインや建築関係、マーケティング、小売店など、さまざまな事業に対応した帳簿を作成できるため、多くの企業のニーズに合うサービスといえるでしょう。

バックアップを取る必要がない

クラウド型会計サービスの大きな魅力として挙げられるのが、「バックアップを取る必要がない」ことです。

会計ソフトはインストールをする必要がある上に、定期的にバックアップを取る必要があります。

しかし「Zoho Books」はクラウド型サービスなので、リアルタイムでデータが自動的に保存され、バックアップを取る必要がありません。

初めてクラウド会計サービスを利用する人でも、安心して利用できます。

 

Zoho Booksの料金プラン

多くの特徴・メリットがあるゾーホージャパン株式会社の「Zoho Books」ですが、実際に導入する際は料金プランと利用できる機能を正しく把握する必要があります。

「Zoho Books」には3つのプランがあり、利用できる機能が異なります。

「ベーシックプラン」

月額料金:1,080円/月
年間料金:10,800円/年
顧客対応可能数:50件
利用可能ユーザー数:2人
主な機能:
・銀行勘定調整
・カスタム請求書
・経費の追跡
・販売承認

「スタンダードプラン」

月額料金:2,280円/月
年間料金:22,800円/年
顧客対応可能数:500件
利用可能ユーザー数:3人
主な機能:
・ベーシックプランの機能
・請求書
・ベンダークレジット
・予算編成
・購入承認

「プロフェッショナルプラン」

月額料金:3,480円/月
年間料金:34,800円/年
顧客対応可能数:500件
利用可能ユーザー数:10人
主な機能:
・スタンダードプランの機能
・受注書
・発注書
・在庫管理

年間料金で支払うと2ヶ月分もお得になるため、長期利用を考えている場合は年間契約をおすすめします。

 

まとめ

ゾーホージャパン株式会社の「Zoho Books」はグローバル企業に強いクラウド型会計サービスであり、多くの魅力があります。

幅広い業界に対応しているため、自分好みのレポートや帳簿を作成ができ、使い勝手がよいです。

14日間の無料トライアルもあるので、クラウド型会計サービスの導入を検討している企業は試してみるとよいでしょう。

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