社内の連絡をスムーズにするビジネスチャット・ツール

リモートワークの普及が進む中、「オフィス内勤務に比べて密な連絡が取れなくなった」、「スピード感のあるコミュニケーションが取れない」とお悩みの企業も多いのではないでしょうか。

リモートワーク環境では人数が多くなるほど、部署内の意識統一やスピード感のあるコミュニケーションが難しくなるものです。

こうした課題を解決するために、最近ではビジネスチャット・ツールの活用が広がっており、NTTDoCoMoが提供する「WowTalk for ビジネスプラス」もそのひとつです。

今回は、「WowTalk for ビジネスプラス」の特徴やメリットについて詳しく解説していきますので、導入を検討中の事業者は参考にしてみてください。

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WowTalk for ビジネスプラスとは?


「WowTalk for ビジネスプラス」は、株式会社NTTDoCoMoが提供しているビジネスチャット・ツールです。

ビジネスチャット・ツールがどのようなものなのか簡単に説明すると、LINEなどのメッセンジャーアプリの社内版です。

SSL暗号化やログ監視などの管理機能もあり、万全のセキュリティ対策が取られているため安心して利用できます。

WowTalk for ビジネスプラスで使用できる主な機能は、以下の通りです。

・個別トーク・グループトーク機能
・共有(掲示板)機能
・無料IP電話(音声は最大200人まで、ビデオ通話は最大5人まで対応可能)
・既読・未読判別機能
・タスク管理機能
・日報機能、など

WowTalk for ビジネスプラスの4つの特徴


ここからは、「WowTalk for ビジネスプラス」は4つの特徴について解説します。

操作性に優れたチャット&掲示板機能

「WowTalk for ビジネスプラス」には、チャット&掲示板機能が存在し、チームやグループごとに密な連絡を取り合うことが可能です。

操作画面がシンプルで、UI(ユーザー・インターフェース)がLINEやFacebookに近い構成になっており、スマホの操作に慣れていない人でも簡単に扱えます。

チャットでメッセージを送信するだけでなく、写真や動画・ドキュメントファイルなどの添付も可能で、作業データや会議資料の共有などを迅速に行うことができます。

既読/未読判別機能

WowTalk for ビジネスプラスには「既読/未読判別機能」が搭載されているため、連絡漏れを防止することが可能です。

メッセージを相手が読むと既読が付くため、関係する部署の全員に緊急性の高いメッセージを送信した時などに、ステータスを確認して誰がまだメッセージを読んでいないか確認することができます。

無料の音声通話・ビデオ通話が可能

無料の音声通話やビデオ通話機能を利用して、従業員との面談や社内ミーティングを実施することができます。

働き方改革の推進やリモートワークを導入する企業が増えたことによって、ビデオ通話機能の果たす役割は日に日に大きくなっています。

仕事について詳しい打ち合わせをしたい時は、チャットの短いメッセージより口頭で説明したほうが相手に真意を伝えやすいものです。

Wi-Fiが繋がっている場所であれば通信量や電話代がかからないため、リモートワーク環境でも円滑な意思疎通を図るために役立つでしょう

情報漏れのリスクを減らせる

社内SNSとして「WowTalk for ビジネスプラス」を使うことで、機密情報が社外に漏れるリスクを減らすことができます。

LINEグループなどの他社製メッセンジャー・アプリを利用して社内連絡を行っている企業もありますが、LINEにはプライベートの連絡先も登録している人が多いため、社内の機密情報をうっかりプライベートの知人に送ってしまったというトラブルが起きやすいです。

社内コミュニケーションにはWowTalk for ビジネスプラスを使うようにルール化することで、誤って社外の人に機密情報を送信する心配がなくなるため、情報漏れによるトラブルを予防することができます。

WowTalk for ビジネスプラスを導入するメリット


WowTalk for ビジネスプラスを導入することで得られるメリットは3つあります。

それぞれのメリットについて詳しく解説していきますので、導入検討時に参考にしてください。

社内の連絡が取りやすい

WowTalk for ビジネスプラスを導入することで、社内の連絡がスムーズに取れるようになります。

チャットや掲示板でメッセージをやり取りできるため、口頭で会話をするのと同じようにコミュニケーションが取れる上に、後からログを読み直して要点をチェックすることもできます。

iOSとAndroid用のアプリをインストールすれば、スマートフォンやタブレットでも使用できるので、遠方の店舗や従業員ともスムーズに連絡を取れる点も大きなメリットです。

コスト削減ができる

会議資料の配布や業務データの共有にWowTalk for ビジネスプラスを利用することで、作業量や郵送コストを削減できます。

近年は業務のペーパーレス化が進められていますが、いまだに会議の案内や重要な連絡を紙に印刷して郵送している企業は少なくありません。

WowTalk for ビジネスプラスを使えば、登録ユーザーに会議資料を電子データで配布して、タブレットで閲覧しながら議論を進められるため、用紙代やコピー代などのコスト削減が可能です。

会議の開催案内をグループトーク機能を使って一括送信できるため、書類の準備や発送作業の省力化にもつながります。

スピーディーな対応ができる

ビジネスチャットを介して現場と社内の各担当者が円滑な情報共有を行うことで、得意先で発生したトラブルにスピーディーに対応できます。

営業担当者が現場を撮影した写真や動画のデータを整備担当者と共有すれば、整備担当者が現場を確認してから社内に戻って準備を整える手間を省略することができます。

WowTalk for ビジネスプラスを活用すると情報の共有や伝達がスムーズになるため、レスポンスの早い対応が可能になるでしょう。

WowTalk for ビジネスプラスの料金プラン

料金(年額) 3,000円/1ユーザーあたり
最低利用アカウント数 5アカウント以上
ユーザー機能 ・トーク、グループトーク機能
・共有(掲示板)機能
・既読/未読判別機能
・動画、写真、音声送信、位置情報、ドキュメントファイルの共有
・無料IP通話(音声:同時に最大200名まで/ビデオ:同時に最大5名まで)
・日報機能
・階層型社員リスト
・タスク管理機能
・スタンプ機能
・安否確認機能
管理機能 ・ユーザー管理、ログ閲覧
・カスタマイズ機能
・アクセス制限

 

WowTalk for ビジネスプラスの料金プランは、1アカウントあたり年額3,000円です。

年額契約になりますが、最低5人以上から利用が可能で、無料のトライアル期間もあるため試用してから導入するか判断することもできます。

ほかにも勤怠管理サービスなどと一緒に組み合わせることで、特別料金プランを利用できます。

まとめ


株式会社NTT DoCoMoが提供しているWowTalk for ビジネスプラスは、社内SNSとして使えるビジネスチャット・ツールです。

リモートワーク環境でも従業員同士の意思疎通がスピーディーに行えるため、チームワークを活かして業務効率を向上することが可能になります。

ビジネスチャット・ツールの導入を計画している事業者は、選定候補のひとつとして「WowTalk for ビジネスプラス」をチェックしてみてください。

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(編集:創業手帳編集部)