リモートワークでも予算達成!おすすめの予算管理システム6選
各部門から予算の収集し編成するなど、予算管理では業務が多岐にわたります。効率的な予算管理を実現するために、導入をおすすめしたいのが予算管理システムです。
今回は、予算管理システムの特徴やメリットについて解説します。おすすめの商品も6つご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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Contents
予算管理とは
予算管理業務は、①予算編成→②予実の把握と分析→③改善策の作成の3工程に分かれています。予算管理業務を正確に行うことは、PDCAサイクルを回し、自社の事業を成長させるために不可欠です。
予算管理業務では部門をまたいだデータ収集・管理が必要になるため、Excelなどを使った管理では効率化が難しく、属人化しやすいのがネックでした。予算管理システムは予算管理業務を効率化するツールであり、導入すれば情報の一括管理が可能になります。
予算管理システムを導入する3つのメリット
ここからは、予算管理システムを導入することで得られるメリットを3つご紹介します。
予算計画策定の効率が上がる
前述のとおり、予算管理システムを導入すれば、Excelを使った集計作業に比べて大幅な時間短縮・負担軽減を実現できます。
集計業務だけでなく、部門や支店をまたいだデータも一元管理できるため、予算計画策定がスムーズに進みます。
予算管理業務自体の精度が上がる
予算管理システムを使えば、過去のデータの参照や分析も容易になります。現在の予算達成状況についても、リアルタイムでモニタリングができ、予算が未達の場合は迅速な原因究明と対策が可能です。
セキュリティレベルが向上する
予算管理業務をExcelで行うと、セキュリティ面に問題があります。予算に関するExcelファイルを、個人用のパソコンなどのローカル環境で保存すると、外部に流出する危険性が高まるからです。
クラウド型の予算管理システムを導入すれば、セキュリティレベルが高い環境で自社の予算データを保存できます。
予算管理システムを導入する際の注意点
予算管理システムの導入にあたっては、自社で使っている会計ソフトや原価管理システムとの連携が必要です。システム同士の相性によっては、連携後の使い勝手が悪くなる可能性があるため、注意しなければなりません。予算管理システムを導入する際は、事前に自社で導入しているシステムとの互換性もチェックしましょう。
予算管理システムの選定ポイント・選び方
予算管理システムを選ぶ際のポイントは、3つあります。それぞれについて見ていきましょう。
Excel管理からの移行はスムーズにできるか
今までExcelを使って予算管理を行っていた場合、予算管理システムへの移行がスムーズに行えるかどうかが重要です。また、導入する予算管理システムは、担当者のITスキルなどに応じて問題なく使えるものを選ぶ必要があります。
業務の規模で選ぶ
予算管理システムの中には、予算管理に必要な機能以外にもさまざまな機能が実装されているものもあり、多機能になればなるほど費用は高くなります。自社の予算管理業務に必要な機能を洗い出し、それにマッチするシステムを選びましょう。
シミュレーションパターンの数
予算管理では、売上目標・経費・原価などの複数の要素を反映したシナリオをもとに、シミュレーションを行います。予算管理システムを選ぶ際は、何通りのシミュレーションが可能なのかについてもチェックしましょう。自社の経営戦略に適したシミュレーションを行えるシステムを選べば、事業の拡大に役立ちます。
おすすめの予算管理システム6選
ここからは、予算管理機能が備わったおすすめのシステムを6つご紹介します。
Board
Boardは、使い勝手のよいデータ分析・シミュレーション機能に加え、予算管理をはじめとする業務管理機能も持つプラットフォーム型の予算管理システムです。部門や業界に応じたさまざまな機能が実装されています。
<料金プラン>
要問い合わせ。
DivaSystem FBX
DivaSystem FBXは予算管理機能に加え、グループ会社などの情報なども一括で収集・管理できる予算管理システムです。データ集計や更新履歴の管理、進捗管理など、予算管理業務をスムーズに行うための機能を多く実装しています。ファイルを各担当者へ自動配布する機能もあるため、導入すれば業務効率化に大きく貢献するでしょう。
<料金プラン>
要問い合わせ。
Manageboard
Manageboardは、直接クラウド上で予算管理を行うシステムです。直感的な操作が可能で、収支改善のためのPDCAサイクル構築機能や、金融機関向けのレポート作成機能などがあります。予算の進捗管理や売上プランの作成に適しているため、IPOを目指す創業期の企業や中小企業にも向くツールです。
<料金プラン(税抜)>
・一般企業向け:50,000円/月(ユーザー3人まで利用可)
Lancers Assistant
Lancers Assistantは株式会社Lancersが提供しているサービスで、予算管理だけでなく、営業支援、Web制作、広報などの業務をアシスタントチームに委託できます。プランはさまざまな業務を一括で依頼できる「標準プラン」以外にも、営業に関する業務を依頼できる「営業支援特化プラン」、受付電話の受電対応を依頼できる「電話対応プラン」、Web制作やデザインなどを依頼できる「クリエイティブプラン」があります。
<料金プラン(税抜)>
【標準プラン(毎月30時間利用可能)】
・3ヶ月:100,000円/月
・6ヶ月:95,000円/月
・12ヶ月:90,000円/月
※1時間超過するごとに3,500円の追加料金が発生
【営業支援特化プラン】
・トライアル(契約期間は1ヶ月から):200,000円/月
・スタンダード(契約期間は3ヶ月から):250,000円/月
・プレミアム(契約期間は3ヶ月から):350,000円/月
※別途導入費用150,000円
【電話対応プラン】
・基本料金:5,000円/月
・従量課金:51〜100件の場合は100円/1件、101件以上の場合は200円/1件
【クリエイティブプラン】
3ヶ月プラン | 6ヶ月プラン | 12ヶ月プラン | |
10時間/月 | 6万円/月 | 5.5万円/月 | 5万円/月 |
20時間/月 | 9万円/月 | 8.5万円/月 | 8万円/月 |
30時間/月 | 12万円/月 | 11.5万円/月 | 11万円/月 |
※別途導入費用50,000円
BizForecast
BizForecastは、Excelを使って業務効率化を図るためのツールです。予算管理以外にも連結決算やIR、人事評価、経費精算機能もあり、グループ経営にも適しています。
<料金プラン>
要問い合わせ。
CCH Tagetik
CCH Tagetikは、予算管理をはじめとする財務に求められる機能を多く実装したプラットフォーム型のサービスです。代表的なソリューションとしては、予算の編成・計画・先行き予想、決算、連結会計機能などがあります。
<料金プラン>
要問い合わせ。
まとめ
予算管理システムを導入すれば、各部門の予実データを横断的に収集する必要がある予算管理業務を効率化できます。クラウド型のシステムを導入すれば、リモートワークの推進やセキュリティレベルの向上につながるでしょう。
予算管理業務の効率化を図るため、自社の目的に応じて必要な機能を備えた予算管理システムを選びましょう。
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