福利厚生面も充実する!リモートワークのメリット・デメリット
生産性の向上やコスト削減を図れるため、多くの企業が「リモートワーク」導入しています。
柔軟な働き方ができることでも人気ですが、リモートワークは福祉厚生面でも多くのメリットがあります。
しかし、すべての企業でリモートワークが成功するわけではなく、メリット・デメリットを把握しないまま導入すると失敗に終わることもあります。
リモートワーク時のメリット・デメリットや福利厚生面でのメリット、おすすめの福利厚生サービスについて解説します。
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Contents
リモートワーク・テレワークとは?
テレワーク・リモートワークとは、「離れた場所で働く」という意味の言葉です。
「オフィスではない場所で業務を行う」という働き方で、時間や場所にとらわれることなく働ける点が魅力です。
政府も、東京オリンピック開催時の交通網の混乱解消を目的として、テレワーク・リモートワークを推奨しています。
近年はテレワーク・リモートワークに対応したクラウド型サービスも登場しており、今から始めても多くのメリットを得られる働き方と言えるでしょう。
リモートワーク時の福利厚生の重要性とは?
リモートワークは多くの企業にとって有益ですが、リモートワークの導入にあたっては福利厚生が重要になります。
就職先や転職先を探す際、これまでは給料やステータスなどを重視する人が多かったのですが、近年は福利厚生を重視する人が増えているからです。
マイナビ大学生広報活動開始前の活動調査(2019年)では、企業選びで重視するポイントで「福利厚生の充実」が1位でした。
このように福利厚生は注目されていますが、リモートワークという働き方によって、これまでの福利厚生サービスが受けられない状況になっています。
そのため、リモートワークに合わせた福利厚生サービスの導入が急務と言えます。
優秀な人材の確保するためにも、リモートワーク時代の福利厚生はしっかり考えるべきでしょう。
テレワーク・リモートワークを導入する6つのメリット【福利厚生編】
ここでは、テレワーク・リモートワークを導入することで得られる福利厚生面のメリットについて解説します。
6つのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
ワークバランスを調整できる
多くの人が最も感じる魅力として、ワークバランスを調整できる点が挙げられます。
会社に通勤して働いていると、通勤時間がかかるため自由な時間が少なく、「自分の好きなことができない」という人が少なくありません。
リモートワークであれば、時間をうまく使うことで自分の趣味も楽しむことができます。
ワークバランスを調整できるという点でも、リモートワークはおすすめです。
育児・介護と仕事を両立できる
リモートワークでは、育児・介護と仕事を両立することもできます。
育児や介護のために会社に通勤することができなくなり、退職する人は少なくありません。
リモートワークであれば、育児や介護を行いながら仕事を続けられるため、労使双方にとってメリットがあります。
家族との時間も多く持てるので、福利厚生面でも大きなメリットがあると言えるでしょう。
通勤時間の削減
会社への通勤には時間が必要で、往復で2時間以上かかる人も珍しくありません。
リモートワークであれば通勤が不要になるので、通勤や出社するための準備にかかる時間を節約できます。
エンゲージメントを確保できる
リモートワークでは、エンゲージメントの確保も可能です。
上司や先輩に監視されていない環境で仕事ができるため、必要以上に緊張をすることがありません。
もちろんメリハリのある仕事は必須ですが、休憩中に趣味を楽しむもできるため、モチベーションを維持しやすいでしょう。
リモートワークでの業務についても適正に評価することでエンゲージメントも高まりますので、評価方法の見直しや新設も視野に入れておきましょう。
人材を確保できる
人材を確保できる点は、多くの経営者がメリットと感じるポイントでしょう。
リモートワークは時間や場所にとらわれない働き方なので、通勤できる人材にこだわる必要がなく、地方在住の人も採用できます。
広い範囲から優秀な人材を探せるため、経営者・会社にとっても大きなメリットがあります。
災害時でも事業を継続できる
リモートワークで利用できるサービス・ツールはたくさんありますが、近年は災害時に対応できるツールも登場しています。
災害時は連絡を取りにくくなりますが、クラウド型サービスを利用することで従業員の状況を把握できるため、事業を継続しやすくなります。
「誰が」「どこにいるのか」をリアルタイムでチェックできる位置情報管理サービスもあるので、導入しておくと良いでしょう。
テレワーク・リモートワークの導入で注意すべき4つのデメリット
多くのメリットを得られるリモートワークですが、デメリットもあります。
ここでは、リモートワークを導入する際の注意点について解説しますので、導入を検討している人はメリットとあわせてチェックしてください。
自己管理が重要
リモートワークは、リラックスして仕事ができるため本来の力を発揮しやすいのですが、そのためには自己管理能力が求められます。
自己管理能力がない人はダラダラとした仕事になりやすく、生産性や業務の質が低下する可能性が高いです。
リモートワークを行う従業員を管理するため、リアルタイムで業務の状況がわかる管理ツールを導入している企業もあります。
従業員の自己管理能力を見極めた上で、導入を検討しましょう。
コミュニケーションが不足しやすい
リモートワークを導入している企業の課題で多いのが、「コミュニケーション問題」です。
同じ場所にいるわけではないため、どうしてもコミュニケーション不足になりやすく、孤独を感じる人も少なくありません。
適切なコミュニケーションに加えて、迅速な報告・連絡・相談がリモートワークの成否のカギになるため、導入にあたってはコミュニケーションの取り方などもしっかり考えておきましょう。
勤怠管理を徹底する必要がある
「長時間労働」も、リモートワークで起こりやすい問題です。
すべての従業員がタイムマネジメント管理ができれば良いのですが、実際はそうではありません。
自分で時間を調整できることが、かえって長時間労働につながっている人もいます。
長時間労働対策として毎日ビデオ通話などで朝礼・夕礼を行い、メリハリのある仕事を促している企業もあります。
長時間労働はエンゲージメントの低下だけでなく、生産性の低下にもつながりますので、勤怠管理システムを導入して管理を徹底することをおすすめします。
ワークバランス管理
リモートワークでは、ワークバランス管理も必須になります。
ワークバランスを調整できる点は大きなメリットですが、他のこともできるため仕事がはかどらないケースも少なくありません。
リモートワークに向いている人と向いていない人がいますので、向いている人を見極めて対象者を絞ると良いでしょう。
福利厚生の充実&課題の解決が可能!リモートワーク時におすすめの福利厚生サービス
ここからは、リモートワーク時の福利厚生を充実させる、おすすめ福利厚生サービスをご紹介します。
福利厚生を充実させることによって「優秀な人材の確保」や「エンゲージメントの向上」を図れますので、人材不足やエンゲージメントに課題を感じている企業はしっかりチェックしましょう。
オフィスでやさいforリモート
仕事をしながら家事や育児を行う場合は、買い物や料理が負担になることが多いです。
「オフィスでやさいforリモート」は、買い物や料理の負担を減らせるサービス。
週に2回(最大週5回)、野菜や果物、惣菜などをオフィスや自宅まで届けてくれるサービスで、新鮮な野菜や手軽に摂れる健康メニューを選べます。
初期費用 | – |
月額料金 | 20,000円~ |
利用可能人数 | 少人数OK |
契約期間 | 1年更新 |
トライアル | 3ヶ月 |
BeatFit For Business
BeatFit For Businessは健康促進を支援するサービスで、フィットネスやヨガ・適度な運動を楽しみたい人に人気です。
リモートワークでは椅子に座っている時間が長いため、運動不足になりやすいです。
BeatFit For Businessは、アプリ1つで600以上のレッスンを受講できるだけでなく、睡眠改善指導も受けられます。
専用のダッシュボードで運動状況が可視化されるので、分析データから適度な運動を従業員に促すことができます。
従業員が50名でも月額20,000円程度で始められるため、人気があります。
初期費用 | – |
月額料金 | 20,000円~ |
利用可能人数 | 50名~ |
契約期間 | 月額更新 |
無料トライアル | あり |
バヅクリ
バヅクリは、テレワーク中の従業員の心身を支えるオンライン体験型のイベントサービスです。
50種類以上のオンライン体験プログラムがあり、身に付けたいスキルを習得したり、コミュニケーションの機会を得たりできるサービスで、エンゲージメント低下やコミュニケーション不足を解消してくれます。
リモートワークではコミュニケーションの場が不足しがちですが、バヅクリのサービスを利用することで新しい仲間や趣味ができるでしょう。
エンゲージメントの向上やコミュニケーション問題の解消を目的とした福利厚生サービスとしておすすめです。
初期費用 | 要問合せ |
月額料金 | 110,000円~ |
プログラム例 | ・オンライン焚火ワークショップ
・大喜利大会 ・職人が教えるオンライン寿司握り ・プロMCによるクイズワークショップ |
Kagg+
Kagg+(カグプラス)は、ワークチェア・オフィス家具の法人向け福利厚生サービス。
わかりやすく言うと、従業員が自宅用に机や椅子を購入する際に、企業が補助できるサービスです。
リモートワークを行う上では環境構築が重要ですが、自分でその費用を支払うことをためらう人は少なくありません。
しかし、会社が補助してくれるとなれば、しっかりとしたリモートワーク環境を構築できるでしょう。
リモートワークに適した環境を構築することで生産性の向上が期待できるため、おすすめです。
初期費用 | – |
月額料金 | 要問合せ |
企業負担額 | ・20%プラン
・50%プラン ・100%プラン |
まとめ
リモートワークを行う上で福利厚生は重要であり、リモートワークを成功させるためには、まず福利厚生面のメリット・デメリットを把握する必要があります。
リモートワークに適した福利厚生サービスを導入すれば、リモートワーク特有のコミュニケーション問題やエンゲージメント問題の解決が期待できます。
この機会に、福利厚生サービスの導入を検討してはいかがでしょうか。
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