リモートワーク環境でも会議が簡単に開けるウェビナーツール
「Zoom」は様々なウェビナーツール(※)の中でも特に知名度が高く、利用したことがある人も多いのではないでしょうか。
オンラインセミナーやWeb会議を行う際に使われることが多いZoomですが、働き方改革の推進によってリモートワークや取引先との打ち合わせで利用する機会が増えています。
最近ではコロナ禍の影響を受けて、オンライン飲み会や帰省ができない時のコミュニケーションツールとして利用する人も多いでしょう。
今回は、ビジネスシーンや日常生活でも活躍するZoomの特徴やメリットを解説していきます。
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Contents
Zoomとは?
Zoomとは、スマートフォンやパソコンを使って映像や音声でメッセージのやり取りができるビデオ会議ツールです。
冒頭でも触れたようにオンラインセミナーやWeb会議のツールとして生まれたサービスですが、近年ではコミュニケーションツールとして利用される機会も増えています。
遠く離れたところにいる同僚や取引先の担当者とリアルタイムで打ち合わせが行えることから、ビジネスシーンで本領を発揮するツールと言えるでしょう。
Zoomの4つの特徴
Zoomは既に多くのビジネスパーソンが利用しているビデオ会議ツールです。
ここからはZoomが持つ4つの特徴について詳しく解説していきますので、ZoomでWeb会議やオンラインセミナーの開催を検討している事業者は参考にしてください。
登録が必要ない
Zoomはユーザー登録が不要なため、ソフトをダウンロードするだけですぐに利用可能です。
ほとんどの連絡・コミュニケーションツールは利用する際に登録が必要なため、個人情報を登録することに抵抗を感じる人も少なくありません。
Zoomの場合は、登録が必要なのは発信者であるホストだけです。ホストがWeb上に会議室を作り、参加者に配信URLを知らせてオンライン会議やセミナーを開くことができます。
事前のユーザー登録が不要なため、急に会議の連絡が来てもすぐに参加することが可能です。
最大300名まで参加できる
Zoomの有料プランは、最大300名までWeb会議に参加できます。
注目に値するのは有料プランだけではなく、無料プランでも最大100名までオンライン会議やセミナーに参加できることです。
無料プランのビデオ通話は最長40分利用可能で、継続してセミナー・会議を行いたい場合は休憩を挟んでから再開できます。
画面が共有できる
ZoomにはWeb会議やセミナーに役立つ画面共有機能が付いています。
参加者同士でお互いの画面を共有しながら説明を聞くことができるため、正確なコミュニケーションができます。
さらに資料やスマホの操作画面なども共有できるので、リモートワーク環境でも奥深い議論を進めることが可能です。
利用方法が幅広い
ZoomはWeb会議やセミナーはもちろんのこと、オンライン飲み会やリモート帰省ツールとしても使うことができます。
無料で幅広い目的に使えるため、様々な場面で活躍できるコミュニケーションツールといっても過言ではありません。
Zoomを導入する4つのメリット
Zoomを導入することで得られるメリットは、以下の4つです。
・マルチデバイスに対応
・安定した通信品質
・無料で利用可能
・豊富な機能
それぞれのメリット詳しく解説しますので、Zoomの利用を検討している人は参考にしてください。
マルチデバイスに対応
Zoomを導入するメリットとしてまず挙げられるのが、「マルチデバイスに対応している」という点です。
Zoomはパソコンだけでなくスマートフォンやタブレットでも利用できるため、会社だけでなく外出先や自宅でも会議やセミナーに参加することが可能です。
安定した通信品質
多くのユーザーから高く評価されている点が、Zoomの通信品質が安定していることです。
ビデオ通話は通信回線やサーバーに負担がかかるため、ツールによっては映像が乱れたり、途切れたりすることも少なくありません。
Zoomではデータ量を節約して通信を行っているため、Web会議やセミナーの人数が多くても安定した通信が行えます。会議の参加人数が多いほど通信品質の高さが実感できるでしょう。
無料で利用可能
Zoomには無料プランが用意されており、1対1の通話であれば無制限に利用できます。
無料プランでも高品質のビデオ通話・音声通話ができるため、試しに使ってみてから有料プランへの切り替えを検討するのも良いでしょう。
豊富な機能が使える
Zoomには豊富な機能が揃っており、有料プランでは画面の共有サービスだけでなくクラウド録画機能・SNSストリーミング機能なども利用できます。
会議の参加者に自分の部屋の様子を見られたくない場合は、背景に任意の画像を設定してプライバシーを守ることも可能です。
Zoomの利用をする際の注意点
Zoomは暗号化や操作権限の設定・パスコード保護など様々なセキュリティ設定が可能ですが、Web会議やセミナーはURLやパスコードを知っていれば誰でも入ることができてしまいます。
参加者にURLを知らせるだけでWeb会議が開けるのは便利ですが、URLが何らかの形で部外者に漏れると会議の内容を知られてしまう心配があります。
会議のURLを送信する際は、取り扱いに注意するように関係者に呼びかけると良いでしょう。
Zoomの料金プラン
プラン名 | 基本 | プロ | ビジネス | ZOOM UNITEDビジネス |
---|---|---|---|---|
年額費用 | 無料 | 20,100円 | 26,900円 | 47,040円 |
最大参加人数 | 100人 | 100人 | 300人 | 300人 |
通話時間 | 40分 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
主な機能 | ・1対1ミーティング無制限 | ・グループミーティング無制限 ・SNSストリーミング ・1GB分のクラウド録画(ライセンスごと) |
プロプランの機能に加え、 ・シングルサインオン(SSO) ・クラウド録画トランスクリプト |
ビジネスプランの機能に加え、 ・グローバルプラン内無制限通話 ・オプションのアドオン:18ヵ国まで無制限通話 |
Zoomには4つの料金プランがあります。それぞれ使用できる機能が異なるため、自社の規模や利用目的に合わせてプランを選定しましょう。
Zoomの支払い方法
Zoomの有料プランは支払い方法がオンライン決済のみです。
支払いにはクレジットカードかPaypalのアカウントが必要なため、有料プランを利用する場合はどちらかを準備しておきましょう。
まとめ
Zoomは、ビデオ会議やオンラインセミナーに便利な機能が詰まったウェビナーツールです。長引くコロナ禍の影響もあり、これからさらに利用する企業が増えていくことが見込まれます。
様々なシーンで活躍してくれるサービスなので、音声通話・ビデオ通話サービスの導入を計画している事業者はZoomの利用を検討してみてください。
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(編集:創業手帳編集部)